千島保育所 給食だより

1月の給食だより

厳しい寒さが続き、所庭の木々も北風に吹かれて寒さを倍増させているようです。
寒い中でも子どもたちは元気いっぱい外を駆け回っています。
そんな姿をみると私たちも元気をもらえて、励みになります。
今年も美味しい給食づくりを心がけたいと思いますので、一年間よろしくお願いします。

バランスよく食べれていますか?


食べ物は大きく「赤」「黄」「緑」の3つのグループに分かれます。
赤のグループは骨や肉になる食べ物
肉・ハム・魚・卵・乳・豆類・わかめ・海苔など
黄は体を動かす力になる食べ物
ご飯・パン・うどん・イモ類・砂糖・油脂類など
緑は体の調子を整えてくれる食べ物
緑黄色野菜・淡色野菜・きのこ類・果物など
この3色の食べ物をバランスよく食べることが大切です。
保育所では3色のグループ(赤・黄・緑)の食材をバランスよく摂取できるように献立を作成しています。
毎食、各色から2種類以上づつ食べれば、栄養素のバランスがとれた食事になるように考案されています。

より一層、意識づけをさせる声掛けの仕方


お子さんに「赤のグループの食べ物を食べたらどうなるの?」と聞かれたら
  • 「体がぐーんと大きくなって強くなるよ」「歯や骨が丈夫になるよ」と言うと伝わりやすいです。
    主な栄養素はたんぱく質です。血液や体の筋肉・歯や骨などを作ります。
黄色の食べ物の場合
  • 「しっかり食べると元気が出たり早く走ったりできるよ。ガソリンみたいな力があるんだよ」
    主な栄養素は炭水化物や脂肪です。脳に栄養を送ったりエネルギー源として使われます。
緑色の食べ物の場合
  • 「お腹の中でバイ菌をやっつけてくれてお腹がキレイになるよ」「うんちがちゃんとでるようになるよ」
    主な栄養素はビタミンやミネラルです。体の調子を整え、たんぱく質や炭水化物・脂肪の代謝に必要です。


七草粥を食べましょう


1月7日の人日の節句の日は「七草」を食べましょう。
春の七草とは、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(カブ)・スズシロ(ダイコン)です。
7日に七草粥を食べると1年間病気にならず元気に過ごせるといわれています。
お正月に、つい食べすぎて疲れた胃腸にとっては優しい食べ物ですね。
七草粥が苦手なお子さんにはひと工夫を!

  • 中華出汁で味付けしたり
  • あんかけにしたり
  • お粥にお味噌を加えたり
  • 鶏肉と混ぜたり
七草の種類や風習は、地域によって違います。


今月のおすすめ献立

豚肉のりんご炒め


材料・2人分
大人100g・子50g キャベツ:50g/ピーマン:1個/人参:1/3個/りんご1/4個/薄口醬油:大さじ1杯/みりん:大さじ1杯
作り方
  1. まずはりんごをフードプロセッサーかおろし金ですりおろしにします。
  2. 調味料を豚肉とよく混ぜる。
  3. キャベツ、人参、ピーマンは千切りにする。
  4. フライパンに油を適量いれて温めてから豚肉を焼いていく。
  5. 肉に火が通ったら野菜を炒めていく。
  6. 全体に軽く火が通ったら完成です。
炒めすぎると水分が出てくるので軽く炒めて後は余熱で火が通ります。