千島保育所

クラスだより

きく組(4歳児)クラスだより3月号

プランターの菜の花が咲きはじめ、春を感じる季節になりましたね✿
2月は節分の集いで自分の中にいる鬼をやっつけて、年より1つ多い数の豆を食べました。
給食では恵方巻を“巻きす”を使って自分で巻いて食べたり、『食べ始めから終わりまで話さずに食べると願いが叶う』と聞いて黙々と食べている子もいました。
お別れ会でふじ組さんに渡すプレゼント作りで、毛糸で指あみをしました。
作り方を伝えるとすぐに覚えて、何本もつくってくれるお友達もいたり、他の友達に作り方を教えてあげる子や「家でもしたいから毛糸買ってもらった!」とお家でも挑戦するお友達もいました。
白い画用紙に絵の具のついたビー玉を転がして模様をつける製作もしました。
はじめは転がるビー玉を楽しんでいたのですが、回数を重ねていくうちに「あれ?なんかナミナミになる!」「はやくこうやったら(上下に動かす)ギザギザなる!」と転がし方を意識して模様を作っていくことも楽しんでいました。
そして……想いを込めてつくった“おたよりボード”が完成しました。
お別れ会ではきく組さんにも準備からたくさんお手伝いをしてもらいました。
まずはふじ組さんに渡す、お別れ会の招待状作りです。
お手紙の内容を一緒に考え「カラフルなお部屋にしたらうれしいんちゃう?」「楽しんでほしい」とみんなの気持ちを言葉とお絵かきで伝えられる招待状を作りました。
お部屋の飾り付けも張り切って取り組んでいました。
当日には、はじめの言葉とおわりの言葉を言う司会もしたり、ひまわり組さんとたくさん練習して歌のプレゼントもしました。
準備してきたことをふじ組さんが喜んでくれる姿に、きく組さんもうれしい気持ちになるお別れ会でした。
2月後半からふじ組さんには“お当番活動”を教えてもらったり、一緒に渡し船に乗ってお散歩に行ったりとたくさんの思い出があるので、お部屋では「少しさみしい…」と話す子もいました。
3月末にあるふじ組さんの“修了を祝う会”で伝える言葉をみんなで考えていると「運動会めっちゃ足はやかった!おれもはやくなる!」と“憧れのふじ組さんのように自分もなるんだ!”と期待を持って話してくれている子もいました。
きく組の一年間でいろいろなあそびに取り組みました。
今では子ども達から作りたい物を話してくれ、どうやったら作れるか一緒に考えながら製作も自由に楽しんでいます。
友達関係も深まり一緒に遊ぶ中で、少しずつお友達の気持ちに気づいて言葉を伝える姿も出てきました。4月からはふじ組さんですね。
お家の方と成長を一緒に感じれてとても嬉しい一年でした。