千島保育所

クラスだより

きく組(4歳児)クラスだより7月号

梅雨に入り、部屋遊びの時間が増える中できく組さんは『虫の製作』を楽しんでいます。
環境認識で今月から“虫”をテーマに、部屋全体で関心を深めていける環境を作っています。
昭和山に散歩に行った時に捕まえた虫・保育所で捕まえた虫それぞれを写真に撮って、部屋の環境認識コーナーに貼って自分たちで図鑑を見ながら調べてみたり、親しみのある虫の写真絵本『虫の一生』シリーズを見て、生まれてから死ぬまでの生涯を知る機会をサークルタイムで作っています。
生まれたばかりの写真をみて「ちっちゃい~!かわいいな~!」の声がたくさん聞こえたり、「よるがすきなんや、ホタルといっしょや!」と、他の虫と同じところや違うところに気づくお友だちも出てきました。
そんな中で、特徴を知る意味も含めて製作活動もしました。
大好きなダンゴムシを紙皿で作った時は写真を見ながら「あし(足)いっぱいつけないと」と、その足の数にあらためて驚いたり、部屋で育てているカタツムリを折り紙で作る時は愛情をもって♪で~んでんむ~しむし♪と歌いながら折ったり、「いろ、みてくる!」と飼育ケースをのぞき込む姿もありました。
今は体操を取り入れて、特徴を体で表現することを楽しんでいます。

毎週金曜日のたてわり保育では徐々に慣れてきて、ひまわり組さんのことを気にかけてくれる姿が増えてきました。
遊び方を教えてあげたり、ふじ組さんの姿をみて部屋に戻る時は、ひまわり組さんの手を繋いで連れて行ってくれたりしています。
たてわりが終わったあとは、各グループに今日はどんなことした?と共有する時間を作るようにしています*
最近のきく組さんのブームは「先生になる」です!
遊びの時間にピアノの前で先生ごっこをしていたお友だちが、手遊びや歌を自分たちだけで完璧にできるようになっていて大人もビックリしました。
すごく上手だったので、「サークルタイムの時、私の代わりにやってみてくれる?」と伝えると、笑顔で「いいよ!!」と言ってくれ、披露してくれました。
すると他のお友だちも「できる!」「つぎぼく!」と、最近は日替わりでいろいろな子どもたちが前に出てしてくれます。
大人は子どもたち側でお山座り。それでも大丈夫なほど、みんなとっても上手です☆見ているお友だちも、ちゃんと一緒にしてくれたり、何を披露するか相談している姿がとても素敵です*