千島保育所

クラスだより

ばらぐみ(2歳児)クラスだより11月号

朝晩の気温が下がり、日中は暖かい日差しの中でも涼しい風が吹くようになり、季節もすっかり秋らしくなりましたね。
10月は子どもたちが楽しみにしていた行事が2つもありました。
 運動会では、沢山の人が集まって見ている中で、緊張したり、お家の人から離れて不安になる様子もありましたが、保育所で普段からしていた遊びを「みてもらうねん!」とはりきっていました。楽しみながら、頑張っている姿を見てもらえたこと、「がんばっていたね」とたくさんほめてもらえたことが子どもたちの中で「がんばった!」「できた!」と自信につながっています。
かけっこは運動会が終わってからも、子どもたちの大好きなあそびになっており、「うんどうかいしたい!よーいどんしよう!」と誘い合って何度も所庭を行ったり来たりしながら走っています。
 運動会が終わり、「もうすぐね、お弁当を持って、公園へ遠足に行くんだよ」と保育士が話すと「こうえんいくの」「おべんとうもっていくの」と遊びの中でも遠足ごっこが始まりました。
遠足の絵本を読んでイメージを膨らませたり、おもちゃの中にも今まではなかったナップサックを出したことで、遠足への期待が高まっていきました。
 春から、昭和山や保育所近くの公園へ散歩に出かけていましたが、車の通行が多い道を歩いたことはほとんどありませんでした。
そこで、ひまわり組さんと一緒に落合上渡船場まで歩いていきました。今までの保育所の生活の中では一番長い距離でしたが、お兄ちゃんお姉ちゃんたちにリードしてもらいながらしっかり歩けました。
毎日、身体をたくさん動かして遊び、体力も脚力も頑張る気持ちも大きく成長していることが感じられます。
 遠足当日、「きょうこうえんいく!」「おべんとうはやくたべたい」と待ちきれない様子の子どもたち。
ひまわり組さんとの散歩よりももう少し長い距離を歩き、途中で「つかれてきた~」「まだおべんとうたべないの?」と話す姿も見えましたが、もう少し頑張ったら公園だよと励ますとさらに楽しみになり、公園に着くと歩き疲れたのも忘れて、遊具での遊びに夢中になっていました。
楽しみにしていたお弁当タイム!「みてみて~」と見せ合い、「あ、ぶろっこりー一緒や~!」「みんなでたべるとおいしいね」「おいしい」と喜んで食べていました。
帰り道は、へとへとになりながら、眠たい目をこすりながら、それでも最後まで歩いて帰り、それもまた子どもたちの自信につながっていると思います。