千島保育所

クラスだより

もも組(1歳児)クラスだより3月号

寒さが和らぎ少しずつ春の訪れを感じる今日この頃、もも組での生活も残りわずかとなりました。
先日はふじ組さんとのお別れ散歩で一緒に行く事は出来ませんでしたが、出発前にふじ組さんとペアになり、夏の時期に子ども達が一杯楽しんだカッパ体操やふれあい体操を一緒に楽しむ事ができました。
その後は所庭で洗濯バサミに吊るされた星形のキラキラバンドをお友達と一緒によ~いドン!!でかっけこをで走って行き、洗濯バサミから自分達でバンドを外して腕に付け喜んでいました。
子ども達が朝から楽しみにしていたお弁当タイムでは、大きなシートを所庭に敷いて、みんなで円になってお互いの顔を見ながら頂きました。
「せんせ~、みて!お弁当☆」と、あちらこちらで嬉しそうに見せてくれる子ども達!
一人ひとりがお家で作ってもらったお弁当を食べながら何度も「おいしい~♡」と言っていました。
この1年、本当に大きく成長した子ども達。夏過ぎくらいまでは、まだ何をするにも「やりたい!」という気持ちがあるものの、体がうまくついていかなかったり、「こうしたい!」という思いがあっても、それを上手く伝えることができずに泣いたり、ぐずったり、、、とありましたが、保育士との関わりの中で一緒にやってみたり、出来るところは見守ることで少しずつですが、自分の身の回りの出来ることが増えてきました。
友達との関係も、最初は友達の存在は気にかかっていても、物の貸し借りなどのルールを理解したり、友達と協力して遊ぶことは出来ず、友達が使っている物が欲しかったりとトラブルもありましたが、大人の仲立ちで「かして~」や「ちょうだい」などのことばを伝えたり、上手く言えない時は大人が代わりに言ってあげ、貸してくれたら「よかったね、ありがとう」と伝えることで、自分達でもやりとりしようとする姿もみられてきています。
また見立て遊びも盛んになってきていて、遊びの中で沢山の言葉のやりとりをしていて、こんなことも話すようになったんだ~と、最近は驚かされることが多くなってきました。                      
4月の頃は不安で泣いていた子や、緊張で顔がこわばっていた子も今ではキラキラまぶしいくらいに笑顔いっぱいです。
この1年保護者の方と子ども達の成長を共に見守れたこと、嬉しく思います。残りわずかとなりましたが、変わらず子ども達の日々の成長を大切に見守って行きたいと思います。