千島保育所

クラスだより

きく組(4歳児)クラスだより3月号

寒さが和らぎ、お昼には暖かい日差しがあることも増え、過ごしやすくなってきましたね。
お部屋では、もうすぐお別れをするふじ組さんにたくさんの「ありがとう」の気持ちを伝えようと、ひまわり組さんと一緒に贈る歌の練習をしたり、プレゼントづくりをしました。
毛糸を指に巻いて「じぶんの好きな色」とたてわりで一緒にお散歩に行ったりご飯を食べた「ふじ組さんの好きな色」2色を使って指編みし、手作りのふわふわハンガーを作りました。
「なにいろがすき~?」とふじ組の部屋のペアのお兄ちゃんお姉ちゃんのところに聞きに行き、「しろやって!」「おもったとおり!むらさき!」といきいきとした顔でかえってきています*
ふじ組さんから一人ひとり、掃除の当番のやり方も教えてもらっています。
みんなはお別れ会のために部屋を飾り付けしたり、ふじさんにプレゼントするおやつをクッキングで作ったりして、たくさんの「ありがとう」を伝えました☆

 きく組になって、はじめはお昼寝がなくなってご飯の後はうつらうつらしていたみんなも、今では1日元気に走り回って遊び、楽しく過ごせるようになりました。
言葉でのやりとりが難しかったり、気持ちをコントロールするのも毎回必死でしたが、嬉しいことも悲しいこともいっぱい経験して、その度に相手と話して自分の気持ちを言葉にしたり、相手の話も聞いてみたりする育ちの日々でした。
気持ちを合わせた運動会のパラバルーンも、一人ひとりが頑張った表現あそびも、友だちがいるからこそ安心していつも通り思いっきり表現できたんじゃないかなと感じます。毎
日の姿を見ても、泣いている友だちがいたら大人に伝えにきていた子が、自分で「どうしたん?」と聞いてあげていたり、「かえりの用意わすれてるでー!」と教えあっていたり「いやなことあってん」と悲しいことを自分で話しにこれたり、「そと出たらおにごっこしよ!」「よして!」「いいよ!」と次々に遊ぶ約束をしていたり、「つみき天井までとどいたー!!」と喜び合っていたりと、1つ1つの当たり前の姿が、1年を振り返ってみれば成長した姿であり、とても輝いてみえます。
これからさらに一緒に過ごす中で、もっともっと成長していくみんな。とても楽しみですね!
1年間、いたるところでご協力頂き、温かく保育を見守ってくださり、本当にありがとうございました。