千島保育所

クラスだより

ふじ組(5歳児)クラスだより6月号

さわやかな風に、温かい日差し。外遊びや散歩が楽しい季節になりました。
5月に入ると5~6人のグループで大きな鯉のぼりを共同製作しました。
ふじ組になって、お家の人に絵の具を買ってもらい「えのぐ、つかいたい!」と言っていたみんな。必要な道具や、絵の具の使い方、筆の扱い方を伝えてはじめて絵の具を使っての製作となりました☆
絵の具が水に溶けていく様子や、偶然色が混ざり合い違う色に変化する様子、使いたい色を混ぜて作れるということに子どもたちは目を輝かせて友だちと楽しさを共感し合っていました*
一緒に作った真鯉が泳ぐと達成感も分かち合うことができ、歌を口ずさみながら上を見上げていました🎏
5月からクラスで関心を深めていた“春の草花”。GWに入る前に、みんなでレンゲソウやシロツメクサ、クローバーを摘んで新聞紙にはさみ、重しを乗せておきました。
10日置いたままにして、押し花が出来上がるのか実験です*
休み明け、子どもたちは新聞紙をのぞき込み「おしばなできてるー!!」「ぺっちゃんこなってる(笑)」と嬉しそう。
さすが年長さん、長い休み明けでもこれまでの保育をすぐ思い出しすぐに日常へと戻っていく姿はたくましい! 
みんなで作った押し花を使ってそのあと自分だけのランチョンマットを作りました。今おやつの時間は自分のランチョンマットを敷いて食べていますよ☆
環境認識のテーマとして取り上げ遊ぶ中、これまで目についていなかった草花に足を止める子どもが増え、登所する時に摘んでお土産に持ってきてくれる姿も増えました。
そこで、オアシスに草花をいけて飾ったところ「せんせいすごい!おはなやさんみたい!」との声が。
みんなもやってみる?と子どもたちと話し、新たな草花あそび“生け花”を経験してみることに*
保護者の皆さんに、生け花の器を各自持ってきて頂き子どもたちもより一層やる気満々!
順番に保育所の周りに草花を摘みに行き、部屋に戻っていけていきました。
保育所の周りにはスイートアリッサムやローズゼラニウム、ハルジオンなど魅力的な花もたくさん!
実際に触れて摘み、いける時に花を観察し、自然と特徴をとらえていく。1人1人バランスやデザインを考えているため同じものは全くなく、出来上がったみんなの生け花を見ていると一人ひとりの個性が輝いていました!
月末にまとめとして、草花の特徴や成長、育成条件などを遊びを通してみんなで共有しあいました*