千島保育所

クラスだより

にじホームだより9月号

9月になりましたが、今年はまだまだ暑い日が続き、日中は汗ばむ気候です。
子ども達はそんな暑さにも負けず元気いっぱいに遊んでいます。
春に種をまいた朝顔が、7月の半ばから毎日2~3個の花を咲かせ始めました。
「先生~、今日は紫色の花が咲いてるで~」「今日は青色の花が咲いてる~!」と、楽しみに観察していた子ども達。
色んな色の花を咲かせているので、その花を使いビニール袋に水と好きな色の花を入れて外からモミモミ・・・として色水作りをしました。
「あっ!ピンク色になったで!」「私は紫色や!」「僕は青色になったで!」とそれぞれ出来た色水をカップに移して見比べて楽しんでいました。
同じ花の色でも、水の量や、もむ長さによっても色の濃さが違います。
「あれ?ちょっと色が違うな~なんでやろ?」とあら不思議。
「なんでやろな?もう一回やってみたら?」と声をかけると、何度か試してみたり、朝顔以外の花でも色水作りに挑戦していた子ども達でした。
他にも、出来た色水を混ぜたり、ジュース屋さんやかき氷屋さんにして遊んで楽しむ事ができましたよ。

8月は「身体」をテーマに過ごしました。
まずは体の色々な部位の名前からはじめました。
「首はどこ?」(言われた部位を触って)「ここ~」と答えたり、逆に「ここは?」と聞いたりしました。
部位の名前を答えたりして子ども達がどれくらい知っているのか確認し合ったりしました。
また、自分達の足型や手形の型を取って、どんな形をしているのか見たり、比べたりもしました。
足型では、自分たちが目で見えているけど、型としてとった時に、映ってない部分を「土ふまず」という事も知りましたよ。
またそれぞれの部位の役割についても子ども達と一緒に考えました。
例えば、「鼻は何する所?」→においを嗅ぐ所など、クイズ形式にして楽しく知っていく事ができました。
その中でも普段当たり前に使っている目について子ども達に見える大切さを知って欲しいなと思いました。
そこで目隠しをして箱積木の上を歩いたり、お友達に誘導してもらって歩いたりしてもらいました。
見えないので、手で探って確かめながら進んだり、お友達の声を頼りに進んでいました。
体験した子は、「見えへんかったら怖かった」「手繋いでくれたからいけた」と目が見えている大切さを感じてもらえたようです。
どの部分であっても大切な自分の体であり、自分も自分以外の体も大切にしてほしいなと思います。
9月は、もう少し体の事に触れてから、次は「色々な素材」について知識を広げたいと思います。