千島保育所

クラスだより

おひさまホームだより10月号

夏の暑さも和らぎ、秋の匂いや気持ちいい風が感じられるようになりました。
9月の始めにはメープルシロップさんによる人形劇をホームのみんなで見る機会がありました。
おしゃべりをする人形と掛け合いをしたり、お話の中で背景がパッと変化する様に子どもたちは夢中になっています。
お話の世界に入り込みその面白さを友だちと共感しあっていましたよ*
夏が終わり始めるとともに、子どもたちの遊びの姿が変わってきています。
例えば部屋遊びでは積み木コーナーが盛り上がってきています。
カタログを見ては「これコピーして!つくりたい!」「ぼくもてつだう!」と興味をもっっています。
異年齢の友だち同士力を合わせこれまでよりも長く集中して目標をもって作る姿が。
ほかにも「くっつけよう!」と友だちと世界観を共有しようとしたりしています。
積み木と自然物を組み合わせて「かいがらのはくぶつかん☆」と一つ一つ丁寧に並べて作りあげていきます。
遊びを通して人間関係や思考力、集中力や指先の器用さなどいろんな面で子どもたちの成長を感じる日々です。
「紙コップであそぼう」という絵本を見て、材料を使った制作に興味をもち始めた子どもたちもいます。
人形劇を見たこともあってか、口がパクパク動く紙コップ人形が人気で友だちと動かしながらお話をしています☆
「どれつくろっかな~」と絵本を見て選んで、ハサミや絵の具を使って完成した時の「できた!!」の嬉しそうな姿がとっても素敵ですよ!
環境認識では先月から“人間”をテーマに体を使った遊びをしながら関心を深めてきました。
「こころとしんぞう」の絵本を見て、緊張した時の「どきどき」走ったあとの「ドキドキ」に興味を持ってくれていました。
みんなでその場で思いっきり走り胸に手を当てて・・「めっちゃドキドキなってる!!」。
と、体の面白さに気づいたり、「おへそのなかにはなにがある~ぴっぴ♪」と体に関する歌をみんなで歌ったりしていました。
部屋においてある点字絵本や触れる図鑑に興味を持って「めをとじて~これはなんだっ」「これはハートのかたち♡」と当てあいっこしたりしています。
体の部位を使ったりあえて使わなかったりする中で自然と体の特徴に気付いていく子どもたちの姿がありますよ。
環境認識を通して、「どこがいたい?」と聞かれた時、ちゃんと場所の名前が言えたり、自分や友だちの体を大切に思うきっかけになればいいなと思っています。