千島保育所

クラスだより

にじホームだより11月号

日が暮れるのも早くなり、朝晩の冷え込みが秋の訪れを感じさせてくれる季節になりました。
10月の最初は『おやこであそぼう』もあり「登り棒楽しかった!」「キャタピラ面白かった!」と楽しかったことを発表しました。
みんなに聞いてもらう経験を重ねて、伝える喜びを感じてくれています。
前へ出て話をすることが恥ずかしかった子も刺激を受けているようです。
「僕も話したい!」「私も話したい!」と自分で描いた絵や発見した木の実や虫を紹介してくれることが増えています。
少しずつみんなの前で話す自信にも繋がってきているようです。
10月は「交通・乗り物」をテーマにして過ごしてきました。
まず初めは乗り物の名前クイズで、身近な乗り物の写真を見て名前を答えるのも、みんなよく知っていて沢山答えてくれました。
またお家の方の協力で空き箱や空き容器などの廃材を持って来てもらえたので、それらを使って乗り物作りもしました。
まずはふじさんがパトカーを作りたいと言うところから始まります。
「どうしたらはしるんやろ?」と聞くと、積木コーナーから車を持って来て車輪の所を見て考えている様子。
「この棒一本でタイヤつながってるで~。だから棒がいる!」
「タイヤはどんなのがいい?」
「丸くないと走らんで~」などの意見が出て、一緒に相談しながら作っていきました。
自分達でテープを貼ったりして作っていくうちに、テープはすぐ外れることに気付きボンドを使ってみたり。
でもボンドは乾くのを待たないとすぐ外れる事も経験しましたよ。
ふじ組さんの車作りを見てから、その後に続くようにきくさんやひまわりさんも作りたい車を図鑑で調べ、乗り物作りが始まりました。
絵の具を使って色塗りしたり、紙で窓を作って貼ったり、ゼリーのカップやアイスの棒をくっつけて、自分だけのオリジナルの乗り物ができています。
お部屋には様々な乗り物が並びました。
色んな乗り物の特徴についても子ども達と知る機会を作ってきました。
道路の上、空の上、水の上、線路の上を走る乗り物の分類分け遊びをしたり、乗り物の走る音やサイレンの音を聞いて乗り物当て遊びも楽しみましたよ。
またお部屋でバスごっこが始まり、自分達でハンドルを作ったり、つり革手すりの職人さんも出てきて新聞紙でつり革を作ったりしています。
また、チケット屋さんも出来たりしていました。
バスの中は満員で、お婆さん役の子が入ってくると、「この席ど~ぞ」と席を譲ってあげていました。
「危ないのでしっかりつかまってくださ~い!」とアナウンスが流れたりと自分達が経験したことを再現していてとってもおもしろかったです。
空き箱などの廃材のご協力ありがとうございました。
11月は「家族」をテーマに過ごしたいと思います。