千島保育所

クラスだより

にじホームだより2月号

 立春を迎え、暦の上ではもう春ですね。
寒さの中にも暖かい日差しを感じながら元気に遊ぶ子どもたちです。
1月、新年が明けて「あけましておめでとうございます!」と登所してきた子どもたち。
お正月の遊びをしよう!ということで、折り紙で凧作りをしました。
折り方を教えてもらいながら折り、凧の“しっぽ”は何色にしよう?とそれぞれに考えながら作っていました。
折り方を覚えた子が、次の日に「わたしもつくりたい!」と言ったお友達に折り方を教えてあげる姿もありました。
作った凧は所庭に持って出て遊びます。風がないときは走って凧あげ。
風が出てくるとタコ糸の長さを調節しながら風に乗せて上手に揚げる姿もありました。
ほかにも、カルタや福笑い、百人一首の絵札を使ってぼうずめくりをしてお正月の遊びを楽しみました。
カルタは初め、字を読めるふじさんが遊びはじめています。
それを見ながら絵と言葉を覚え始めるときくさん、ひまわりさんも参加し始めていきます。
すると、いつしか札を読むのも子どもたちで交代しながら楽しむようになっています。

〈環境認識『きもち』〉


 「今どんな気持ち?」という活動を始め、毎日登所してきたら自分の気持ちに合うところに自分の顔写真のマグネットを貼ってもらっています。
「やったー!」「るんるん」「おこっている」「かなしい」「どうしたらいいかわからない」「しょんぼり」「いやや...」「どきどき」など。
いろいろな気持ちがあり、「今日は何で○○なん?」と質問することに。
「あんなぁ、保育所に来たらお友達と遊べて楽しいからやったー!やねん」
「ママとバイバイするのさみしいからしょんぼりやねん」
「朝、早くしてって怒られたから悲しいねん」
「友達と遊びたいねんけど、『あそぼう』って言うのどきどきするねん」などなど。
その時感じている素直な気持ちを表現しています。
「さっきは怒ってたけど、仲直りできたからやったー!に変わってん」と気持ちが変わるとボードのマグネットを変えにくる子もいますよ。
サークルタイムで「○○な気持ちになるのはどんなとき?」と考えてみました。
同じような気持ちになったことがある!と共感したり、自分とは違う感じ方の友達の気持ちを知ったりするきっかけになりました。