千島保育所

クラスだより

ばら(2歳児)3月号

この時期は1年を振り返ることが増えてきます。
春夏は自分で出来ないことがあると「できない~」と泣いたり上着をポイッと投げたりと嫌になることもありました。
秋を過ぎた頃から上着の着脱やチャックの開閉を自分でしようと頑張っていました。
自分で出来るように関わり、手伝う中で「こうするんか!」「できた!」と目をキラキラとさせていました。
また、出来ない時は「“手伝って”と言ってね」と恥ずかしがったり、イライラしたりするのではなく困った時は周りを頼ること。
そして、解決する力を育んでもらえるように1年間伝え続けてきました。
今では出来なくても泣くことは減り、「どうすんの?」と自分でしてみようという意欲が高まってきています。
「先生~!手伝ってーや!」と助けを求める姿も見られるようになっています。
その姿が嬉しく成長を感じます(*^-^*)
遊びの面でも子ども同士の関係が深まりました。
クラスみんなの名前を覚えて、「○○ちゃんあそぼーう」と誘ったりままごとコーナーではちゃぶ台を囲みます。
そこから「恵方巻でーす」「鉄火巻でーす」と経験したことを遊びに広げてお友達と楽しんでいます。
構造(積み木)コーナーでは「かばさんのお家作る」「車庫でーす」「階段作ってー」などなど。
思い思いのものを作りながらも途中からは自然と一緒に作っている姿がよく見られます(^^♪

*進級に向けて*


食べ方が上手になり2グループでの食事をしたり、自分で1口サイズに切れるようになったりしています。
咀嚼の力がついてきたこともあり、素材の細かい乳児食から自分で調節しながら食べる幼児食へと移行してきました。
1人ひとりに合わせてスプーンの持ち方を練習したり、エプロンをしない食事や幼児食器へ移行もしました。
自分で完食したいという気持ちも芽生えて意欲的に食べる姿が見られます♪
2月後半からはみんなでサークルタイム(お話しや絵本を見る時間)を始めています。
秋から所庭へ行く際に短いお話しをしたり、絵本を読んだりする時間をグループごとに作ってきました。
今では聞く力が付いて長いお話しや絵本でも集中して聞いてくれています。
所庭でのあそび時間やお別れ散歩等で幼児さんとも交流が増えています。
お兄ちゃんお姉ちゃんの顔を覚えて好きなお兄ちゃんが出来たり、遊びを真似する姿も出てきました。
これからも幼児ホームに遊びに行き、いろいろなことを体験して子どもたちがより安心して過ごせるような取り組みを考えていきます。

最後となりましたが、子どもたちと楽しく1年間過ごすことが出来ました。
笑顔でばらさんと過ごせたのは保護者の皆さんの保育へのご理解ご協力があってのこと感謝しています。
1年間本当にありがとうございました。