千島保育所

クラスだより

にじホームだより3月号

日に日に暖かくなりましたね。
2月はホ-ムで四季について子ども達と関心を深めてきました。
色々な季節のカ-ドを使ってその中の景色や着ている物、遊んでいる物をよ∼く見て考えます。
「これプ-ルで遊んでいるから夏やな!」
「これ雪降ってるから冬や!」
「これ葉っぱが赤や黄色になっているから秋やでな!」
「桜咲いているから春やな!」
と、子ども達なりに何となく季節の特徴は分っているようでした。
そうした遊びの中で、季節には春・夏・秋・冬の四つの季節があって1年の間、順番に季節が巡ってくる事も子ども達と知ってきました。
そして春、みんなが1つ大きくなり、こんな事あったな~と1年を振り返り、その季節にあった事や行事の事を子ども達と思い返して見ました。
さあ、また春。
4月になるとみんな1つ大きくなり、ふじ組さんは小学校に行きます。
お別れするふじぐみさんにひまわりさん、きくぐみさんで沢山遊んでくれてありがとうの気持ちを込めたプレゼント製作も少しずつ仕上げていきましたよ。
 この1年、異年齢を通して1人1人の発達を大切に過ごしてきました。
ホ-ムでは安心して過ごせる場所として、自分達の好きな遊びを見つけ、落ち着いてじっくり遊べる空間も大切にしてきました。
初めは同年齢で遊ぶ姿がありましたが、お友達の姿を知る事で異年齢でも自分達の好きな遊びを楽しむ姿が多く見られる様になってきました。
きくぐみさんやひまわりぐみさんは、遊びの中でふじぐみさんがしている事をよく見ています。
そこには、(こうしたらいいんだ!)と学んだり、(あんな事やってみたい。なりたい。)と憧れの気持ちがあります。
ふじぐみさんは、ひまわりぐみさんやきくぐみさんに頼りにされる嬉しさや喜びが自信になり、優しく教えてあげたり、時には手伝ってあげる姿がありました。
また、ホームではお誕生日のお祝いの時、その子の素敵なところ、いい所を言ってもらっています。
それが「〇○ちゃん縄跳び跳べるようになってすごいで!」「〇○出来なかったのに出来るようになってるで!」などなど。
自分のことのように喜んで伝えてくれたりする姿に出会い、お互いが認め合っている姿だな~と本当に嬉しく思いました。
今こうやって振り返ると、この1年の子ども達の成長に驚きと嬉しさでいっぱいです。
これからもお友達と色々な遊びを通して、やりとりを楽しんだり、出来るようになった事、頑張っている事を経験していくでしょう。
そうして認め合っていける仲間関係を築いていって欲しいと思います。
1年間ありがとうございました。