千島保育所 給食だより

給食だより4月号

入所、進級おめでとうございます。
やわらかな陽ざしのに心和む季節になりました。

今年度も、旬を感じる給食や、コロナ禍でクッキングは難しいですが「見る食育」を通して食の知識を深めていきます。
また、食についての悩みや質問などがありましたら、気軽に声をかけてください。

保育所の給食について


和食を基本とした日替わりの一汁二菜または一汁三菜で、肉と魚を交互に組み合わせた献立です。
育ち盛りの子ども達の心身を考えて、様々なことに留意して食事を提供しています。

  • 薄味でだしや食材の味を存分に味わえるように
  • 季節や旬の食材をふんだんに利用した給食、おやつ作り
  • 食の安全を考え、加工食品や添加物を使用した食品を使わない
  • 原材料の産地などにもこだわり、子どもの体を考えた食材選び

主食
保育所では六分づきご飯を使用しています。
炊き込みご飯なども出しています。
手作りのふりかけや、肉みそ,納豆など子ども達にも人気でご飯の進みもいいです。

主菜
成長期の体を作るたんぱく源になります。
お肉は野菜をたっぷり取り入れて煮物や炒め物などに、魚は旬で安全なものを選び焼き魚や煮魚で食べたりしています。
また主菜に豆や高野豆腐、乾物を使用して噛んで食べる工夫をしています。

副菜
旬の野菜や海草、きのこ、乾物類を使用し、素材の味を引き立てる和の調味料の味付けで和え物、炒め物などにしています。

水分補給のほかに、不足するミネラルを補います。
だしはいりこと昆布、かつおと昆布、用途に合わせて組み合わせを考えています。
主菜や副菜で足りない野菜を補います。
野菜が苦手な子も汁の野菜は食べてくれたりもします。

その他
月に1回のカレーライスは手作りのルーを使い季節ごとの野菜を入れて作っています。
また沖縄になじみのある地域文化から沖縄そばを取り入れています。


千島保育所の離乳食のすすめ方


初期(ごっくん期)
なめらかにすりつぶしたペースト状またはジャム状。味付けはなく、昆布だしのみで素材の味を生かしています。

中期(もぐもぐ期)
上あごまたは舌でつぶせるかたさ。味付けはうっすら香り付け程度の薄味で調味料は、塩、しょうゆ、みそ、砂糖など。
かつおだしを使います。

後期(かみかみ期)
歯茎でつぶせるかたさ。
味付けは少量の薄味。
いりこだしが使えるようになります。

完了期(ぱくぱく期)
歯茎でかめるかたさ。
味付けは薄味。
食材は段階で分け、切り方や固さなど段階に分けて合わせています。
進み具合は担任の先生、保護者と相談しながら個別で進めています。


おすすめレシピ
ブロッコリーの海苔しらす和え


材料:2人分
ブロッコリー:1/3株 / 人参:1/5本 / こんにゃく:20g / えのき:10g / 海苔:1枚 / じゃこ:10g / ごま油:大さじ1 / 醬油:大さじ1 / みりん:大さじ1 / 酢:小さじ1 / ごま:適量
作り方
  1. ブロッコリーは小房に切る。人参、こんにゃく、えのきは食べやすい大きさに切る。
  2. 鍋にお湯を沸かし、1.をお好みのかたさで茹でる。
  3. フライパンにごま油を熱しじゃこを軽く炒り、そこに醤油、みりんを入れ加熱し火を止め、酢、ごま、のりを入れる。
  4. 茹でた野菜と3.と和えて完成です。
♪季節の野菜を使ってもおいしくつくれますよ。