千島保育所

クラスだより

にじホームだより9月号

日中は夏と変わらないような暑さが残りますが、いつの間にかセミの声がやみ、季節の移り変わりを感じます。
7月にあった夏まつりごっこの経験から、ホームでもお祭りごっこを楽しんだ子どもたち。
ボール投げや、魚釣りの道具を準備すると、ふじぐみさんが自然とお店屋さんになってくれます。
「次の人どうぞ~」「10匹つかまえたら交代してくださいね」声をかけてくれて遊びが進んでいきます。
ふじ組さんのお店屋さんに憧れていたきく組さんが「お店屋さんやってみたい」と真似する姿も。
“射的屋さんもやってみたい!”と絵本で見たお祭りから新しいお店もできて、“お祭りのチケットも作ったらいい!”とどんどんアイデアが出てきていました。
遊びを面白くするために必要なものは子どもたちと保育士で相談しながら手作りすることも増えてきています。
 〈平和の集い〉
戦争を知らない子どもたち。集いの中で色々な話を聞いたり絵本を通して見たりする中で、
「戦争っていややな」
「こわい」
「大きいケンカみたいや」
と感じたことを話してくれました。
“平和ってどんなこと?”とみんなで考えてみると、
「お友達と遊べる」
「おいしいごはん食べれること」
「ママやパパにぎゅーってしてもらえること」
他にも沢山の平和を見つけていました。
あそんでいる最中、ふとした瞬間に「なぁなぁ、これって平和やんな」とつぶやく姿もありました。
自分の命・自分以外の人の命、全部同じくらい大事なものという事を感じてくれていたように思います。
 〈からだ〉
 「○○はどこだ?」と自分の体の部位の名前を遊びの中で取り入れていきます。
知っていく中で「ふとももって、太いからふとももっていうねんなぁ」と考えたり、
「目は見るために」
「耳がないと音が聞こえない」
「鼻でにおいがわかる」
「口がないとしゃべれないし、食べられへんで」
と身体の機能や役割についてもみんなで話しました。
アイマスクをして友達に名前を呼んでもらい、誰の声だったか当てる遊びをしてみます。
すると、「声だけでもわかった!」
「う~ん、でも見えなかったら分かりにくい」
と“みえないってどんなこと?”なのかも体験してみました。
体験し、感じる中でいろんな人がいることを知るきっかけにしていきたいなと思います。
9月は所庭でたっぷり運動遊びをし、お友達と一緒に身体を動かすことを楽しんでいきたいと思います。