千島保育所 給食だより

給食だより10月号

日が落ちるのもずいぶん早くなり、気温も少しづつ過ごしやすくなり秋の訪れを感じる季節になりました。
秋といえば『食欲の秋』おいしい食材が色々とあり給食でもたくさんの秋の食材を取り入れています。
しっかり食べて元気に過ごしましょう。

秋の味覚


野菜 …… 里芋、かぼちゃ、さつま芋、きのこ類
果物 …… 柿、なし、りんご、みかん、ぶどう、栗
……… サケ、サンマ、サバ、シラス
など秋はおいしい食材が多く、栄養価も高いのでご家庭でも旬の食材を使った料理を作ってみたり、お買い物の時に「これは●●●だね!」と話しできてもいいですね。

五感を使って味わう


子どもたちは食事でも様々な五感を育んでいます。
五感はどんなものがあるか知っていますか?
味覚
甘い、しょっぱい、苦い、辛い、旨味など生まれてすぐは味覚は未発達で離乳食の開始で多くの食材を食べる事で様々な味を味わうことができます。

聴覚
噛んだら音がする、料理の作る音、食事中の会話『トントン』と包丁で野菜を切る音。
『ジュージュ-』焼く音。
『サクサク、パリパリ』噛む音。
『おいしいね』など食事の雰囲気。

嗅覚
料理のにおい、食材の香り『どんなにおいかな?』味より先に感じます。

視覚
食材の色やおおきさ、盛り付け見た目で美味しそうや『なにがはいってるかな?』と食事への意欲がわいてきます。

触覚
噛んだ時の食感や喉越し噛むともちもちする、するっと飲み込めるなど。
保育所では給食や食育などを通して子どもたちに五感で感じる体験をしています。

保育所での味付けについて


基本のだし
保育所では毎朝、その日の料理の用途に合わせてだしをとっています。
  1. 昆布だし(昆布+水)………………… 離乳食に
  2. 煮干しだし(煮干し+昆布+水)…… おみそ汁に
  3. かつおだし(花かつお+昆布+水)… すまし汁や沖縄そばに
調味料
塩、しょうゆ、砂糖、みりん、酢、酒、みそなどを基本の調味料として使っています。
味覚は子どもの時にほとんどつくられます。うす味に気をつけて素材そのものの味を知り、いろいろな素材の味に慣れ、味の経験を多くし、幅を広げることが大切です。


おすすめレシピ〜鮭の和風おろしハンバーグ〜


材料:2人分
鮭:100g / 豚ミンチ:100g / 豆腐:1/4丁 / れんこん:20g / 人参:20g / 椎茸:10g / 大根:80g / しょうゆ:大さじ2 / みりん:大さじ2 / 出汁:大さじ2 / 酒:大さじ1
作り方
  1. れんこん、人参、椎茸はみじん切りにする。
  2. 大根はすりおろし、しょうゆ、みりん、出汁、酒と合わせて鍋に入れサッと加熱する。
  3. 鮭は包丁で細かくミンチ状にし、豚ミンチ、豆腐、切った野菜と混ぜ合わせる。
  4. フライパンに油(分量外)をしき、食べやすいかたちに形成し、両面焼く。
    中まで火が通ればお皿に盛り、おろしをのせて完成です。
☆さばや鱈など違うお魚でもおいしく作れますよ!

10月の献立表は10月1日から見れるようになります。