千島保育所

クラスだより

ばら(2歳児)2月号

厳しい寒さが続きますが、子ども達は毎日元気に外に出て、息を切らせて遊んでいます。
しかしコロナの影響も大きく、なかなか安心して毎日を過ごせるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。
ご理解・ご協力本当にありがとうございます。

1月から給食を食べ始める時間を少し遅くし、一緒に食べる人数を増やし幼児クラスと同じような1日の流れで過ごしています。
その分食事援助の大人の目や手は少なくなります。
「こぼれないように気を付けてね」の声に「お姉ちゃんやからやろ!」と張り切ったりしています。
幼児用のスプーンに変わったことに気づくと「これにじホームの〇〇ちゃんといっしょ?」と大好きなお姉ちゃん達と一緒だと知るととっても嬉しそう。
憧れの姿に近付いたことで食事に向かう意識も変わり、苦手なものを口にしてみたり、自分でできることを丁寧にしようという姿が見られるようになりました。
午前中部屋遊びをして片付け、外へ出る前にみんなで一度集まります。
そして、お話を聞いたり、わらべうた遊びや歌を歌ったりする『サークルタイム』という時間ももつようになりました。
土曜日などで幼児クラスと一緒にサークルタイムに参加したことがある子が「こうやって座ってたで」とピシッと三角座りをしてみせてくれます。
それを見たみんなも「お兄ちゃんみたい!」としっかり座って真剣にお話を聞いてくれます。
「じゃあ次は〇〇して・・」と集団でみんなに伝えたこともしっかり耳を傾けて理解し、行動しようとしています。
所庭などで関わりが増える中で、幼児さんへの憧れと少しずつその姿に近付く喜びが強くなっています。

初めて散歩で渡船乗りに。出発前のサークルタイムで伝えると「やったー」と「こわい・・」と楽しみと不安のどちらの声もありました。
でも、渡船場に着き、広い川や船を見てワクワクがどんどん増えていました。
景色を眺めてしばらく待ち、いざ船に乗ると「すごーい!」「どんどん離れてくなぁ」と大興奮!
怖がっていた子も身を乗り出して外を眺めていました。
降りる時には渡船場のお兄さんに「ありがとう!また乗せてね」としっかりと伝えてくれました。
帰り道には「またいこな!」「明日いく?」と言う声もあるほど。
近いうちにまた乗りに行く約束もし、身近な地域に渡船があることも知れるいい機会になりました。