千島保育所

クラスだより

ふじ(5歳児)3月号

修了が近づくにつれ、子どもたちの成長をお祝いしてくれているかのように、木々や花が芽吹き始めました。
 お別れ会の日の給食はふじぐみさんのリクエストメニュー!
今まで食べた給食を思い出して、何が食べたいかを話し合いました。
「とり肉のケチャップ焼き美味しかったよな」
「みそ汁に、豆腐入れてほしい」
「お花のお麩も入れてほしいな」
「お野菜はどうする?」
それぞれに好きな野菜、苦手な野菜を話し合い食材を決めていきました。
「ご飯には、しゃけのふりかけかけてほしいなぁ」 とてもたくさんのリクエストをしました。
給食室の先生も「頑張って作ります!」と言ってくれて、みんなとても楽しみにしています。

修了を祝う会の歌の練習を重ね、お別れの言葉も子どもたちで考えました。
今までの出来事を思い返し、心に残った出来事を言葉にしました。
入場や証書授与の練習はとても緊張しながらも、
「まっすぐに歩けててかっこいい」「礼の仕方が素敵」「返事の声がかっこよかった」
とお互いの素敵な姿を認め合い、自分もやってみようと真剣に取り組んでいます。

ふじぐみさんが1年間みんなのために頑張ってくれていたお当番活動。
きくぐみさんにバトンタッチするために、引継ぎを始めました。
「くつばこ掃除はじめます!って言ってからやるねんで」
「ふき掃除は、まずバケツに水を入れてもっていく」
「ぞうきんギューってしぼるねんで」
「水やりは帽子をかぶってからするねんで」と、一緒にやりながら一つ一つ丁寧に教えてあげてくれています。
ふじぐみになったばかりの頃は、自分のやりたい事に忙しかった子どもたち。
みんなで何の遊びをするのか話し合って決めたりする経験を通してお友だちの思いに気づくようになりました。
一人ひとりのペースも大事にしながら、色々な行事で1つの目標に向かってみんなで取り組んできました。
日々の頑張りと、力を合わせてやり切った達成感で子どもたちは大きく成長してきました。
 残りの日々も楽しく過ごし、保育所での思い出を胸に、小学校でも自分らしく、力を発揮してくれることを願っています。