千島保育所 給食だより

給食だより10月号

柔らかな秋の日差しが降り注ぎ、少しずつ季節の変化を感じられるようになってきました。
この時期は、活動量、食欲が増す時期でもあります。
栄養が豊富な旬の食材を食べて、元気に過ごしていきたいですね。

秋野菜について


エネルギーの高いでんぷん質を多く含むのが芋類です。
夏に消耗した体力を回復したり冬に風邪をひかないようにエネルギーを脂肪に蓄える効果があると言われています。
他にも、キノコ類や、葉野菜が旬を迎えます。

秋野菜・果物の栄養
さと芋
さと芋独特のぬめりはガラクタンという物質で、ムチンも含まれています。
肝臓強化などに役立ちます。食物繊維も豊富です。
シイタケ
カルシウムの吸収を助けてくれる成分を含むので、乳製品と一緒に摂ると子どもの成長にも良いです。
免疫作用を高めてくれたり、血圧抑制効果など様々な効果をもたらしてくれます。
さつま芋
美肌効果のビタミンCや、脳のエネルギー源であるブドウ糖をエネルギーに変換する際に欠かせない栄養素のビタミンB1。
生活習慣病予防効果のあるビタミンE等様々な栄養素が含まれています。
食物繊維、ビタミンCの他に動脈硬化の予防や酸化による老化を防ぐβ‐カロテン・タンニンなどが含まれています。
魚を食べよう
魚には私たちの健康を保つために欠かすことのできない栄養素がたくさん含まれています。
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    優れたたんぱく質。EPA(血中のコレステロールを減らす)がたっぷり含まれています。
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    肉部分より多くのビタミンA、B1が含まれています。
    特に黒い皮にはビタミンB2が豊富です。
  • 血合肉 ……………………
    ビタミンなどが豊富。さらにタウリン、鉄分のほとんどが含まれています。
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    ミネラルに富み結合組織の主成分であるコラーゲンも豊富です。
    サバ、サワラ、サンマ、秋サケ、イワシ等々、秋が旬の魚を美味しく食べましょう。
幼児クラスでは、イワシを自分で手開きします。
28日のお汁につみれにしていれるのでお楽しみに!


鉛筆 10月おすすめレシピ〜焼き野菜のおろし浸し〜


材料:2人分
なす:1/2 / れんこん:50g / 人参:1/3 / 椎茸:1個 / パプリカ:1/4 / 大根:200g / 薄口醬油:大さじ1 / みりん:大さじ1 / 塩:少々 / 出汁:50ml / 油:適量
作り方
  1. 大根はおろし器でおろしておく。
  2. 1.に出汁と薄口醤油・みりんを入れ一度沸騰させる。塩で味を整える。
  3. なす・れんこん・人参はいちょう切り、椎茸・パプリカは千切りにしておく。
  4. フライパンに油を入れ、3.の野菜を入れて少々焼き色を付ける。
  5. 野菜に焼き色がついて、火が通ったら、2.を上からかけて完成。
10月の献立表は10月1日から見れるようになります。