千島保育所

お知らせ

保育所だより11月号

春には三寒四温を繰り返して気温が上がっていきましたが、その反対語は存在せず、同じような意味で”一雨一度”(ひとあめいちど)という言葉があります。
読んで字のごとく、ひと雨ごとに気温が1度下がるという意味です。

秋の深まりは子どもたちにとっては自然との出会いがあふれています。
11月も引き続き所外へ。散歩で落ち葉やドングリ、木の実。日の短さや寒さ。
太陽の日差しや室内の温もりに安心を感じる。良い体験を重ねていきたいと思います。

暦11月の行事予定


08日㈫・ざぶとんの会
09日㈬・おはなし会 各ホーム
10日㈭・お楽しみ会
24日㈭・避難訓練 火災・通報訓練

12月の保護者参加行事


12月9日㈮・にじ・おひさまホーム表現あそび
午前中にホームごとの開催です。
終了後、子どもと降所になります。
1階ホーム(3、4、5歳児)保護者対象です。
乳児クラスは通常保育です。
参加は1家庭に大人2人になります。

幼児ホーム個人懇談スタート
12月12日㈪〜2023年2月3日㈮

年末年始の保育所の休所日
12月29日〜1月3日㈫まで


『おやこであそぼう!』の感想


頂いた感想をご紹介します。

  • 元気いっぱいの子どもたちを見ることができてとても楽しかったです!
  • すっごい楽しかったみたいで帰る時「終わっちゃった」ってかなしそうでした。
  • 今年は笑顔で頑張っている姿を見れて嬉しかったです。
  • 一生懸命取り組む姿、ひまわりさんの時からあこがれていたエイサーに感激でした。
  • 参加もあり観客席からダンスを見ることもできてとても良かったです。
  • ふじぐみみんなの成長を感じ応援できたことが感慨深かったです。
  • 1本橋では、すんなり歩き、最後にジャンプする様子を見て知らない間にすごく成長したなと感動!
 
色々なご意見参考にさせていただきます。ご協力ありがとうございました。

のびのびコラム 防災


皆さんお家ではどのような“防災”をされていますか?
“防災”とひとくくりで言われてもその内容は実に多岐に及びます。
まず、避難袋の用意。保存食や水、冬場なら暖房、夏場なら暑さ対策、用意するのも驚きの量になるかも。
保存食や水は消費期限もチェックして、サイクル的に活用して無駄をなくすようにしたり。そして、その置き場所は?
家族が持ち出せる場所で生活の邪魔にならず、尚且つ、忘れない場所。
さらに、家に居なければ連絡手段や身の守り方、避難場所と避難経路。
場所によって連絡できず公共の防災マニュアルに順次て動いたり。
さらにさらに家族での避難の訓練。起こりうるであろう状況を想像て、こういう場合はこう動く。

「こういう場合はどうする?」「誰が避難袋を持つ?」
「重たくない?小分けにする?」
「なくさへんかな?」

と意思疎通の確認作業。

最初の避難袋の用意をするだけで大きなため息が止まらなさそうです。
しかし、いつか起こる災害はいつ起こるかわかりません。
1度にできず、決められない事も多いと思いますが、まずは意識を持つことから。

少しずつ物やペットボトルを用意して玄関に使っていないかばんを置いて、そこに買い物のたびに買い足して入れていく。

公園に行く時
「この道は逃げる時に使おう」

近所に買い物に行く時
「ここは高い建物が多いから上から何か落ちてこないか気を付けないとね」

など。
(時には知らない人に)自分の名前やお家の人の名前が言えるようになったり、困っていることを伝えられるようになることも大切です。

「こういう時や場面にこういう困ることあるから、こうすれば、こうしとけば、これがあれば助かる。」

このイメージを広げ意識するのが“防災”です。

保育所では月1度(地震と火災のどちらか)避難訓練を行っています。
これは集団での行動なので、繰り返し行うことで必要性や身近な事として体験する場になります。
4月に初めて避難訓練した時は、乳児クラスをはじめ不安に感じる子どもも多くいました。
月が進むにつれ、保育士の話を聞いて動くことがスムーズに感じます。

10月の地震・津波避難訓練では、みんなでUR5号棟の3階に避難しました。
0歳から年長の5歳児まで静かに階段を上りしばらく3階に待機。とても落ち着いて行動できていたと思います。
その後所庭に非常時に炊き出せる“かまど”を出して、直火での調理、給食の炊き込みご飯を作りました。
出来たご飯は、ホームでお茶碗にビニール袋を巻き、洗い物を減らす工夫を体験して食べています。
イメージし、体験して修正を重ねて、見通しを持ち、やがて身につくことも学習です。

“防災"に限らず、人の成長に当てはまることですが、”いつか来るその時"を“人の知恵”で向かう意識を育んでいきましょう。