千島保育所

クラスだより

ふたば(0歳児)4月号

初めての保育所生活に不安いっぱいで沢山泣いていた子どもたちですが、1ヶ月が過ぎ、少しずつ新しい環境に慣れてきて笑顔が増えてきました。
はじめは不安な気持ちを、とにかく泣いて表現して保育士に抱っこを求めてぎゅっとしがみついていた子どもたちですが、身近な保育士の顔を覚えてきて、側にいると安心して過ごせるようになり、保育士がおもちゃを手に取り遊んでみせると興味が出てきました。
 
子どもたちが特にお気に入りのおもちゃは、ペットボトルに木製のビーズを入れたマラカスです。
カラカラと音が聞こえると、サッと視線を向け、手を伸ばして“ちょうだい”とアピールしたり、転がっていくのを追いかけたりしています。
保育士やお友達と一緒に振って楽しむ姿もあります。
 布を使った遊びも好きで、手に持って引っ張ってみたり、振ってみたりしながら感触を楽しんでいます。
「いないいない」と頭に布をかぶせてあげると、自分で布を引っ張りおろして、保育士と目が合うとにっこりと笑顔を見せてくれます。
 
仰向けやうつ伏せで遊んでいるお友達は周りにあるおもちゃに興味を持って寝返りをうったり、ずり這いをして体を動かしています。
 ハイハイやつたい歩きをするお友達は棚にあるおもちゃを出してきたり、お部屋やテラスを探索する姿も出てきました。

おむつ交換や食事などの生活の場面では、いつも同じ手順で、何をされるのかが分かるように一つ一つ言葉がけしながら伝え、子どもたちが安心し、心地よく過ごせるようにしています。
毎日の繰り返しの中で、次に何をするのかが分かり、おむつ交換台に寝転ぶことを嫌がらなくなったり、おむつやズボンを履くことに協力したり、食事の前に口や手を拭くことを分かって手を出してくれたりするようになっていきます。

 一人ひとりの育ちに合わせて丁寧に関わり、保護者の皆様と子どもたちの成長を共に見守り、支え、喜び合いたいと思っています。
 1年間よろしくお願いいたします。