給食だより8月号
じりじりとした日差しが毎日続く中、暑さに負けず子どもたちは元気いっぱい過ごせるように、夏バテの予防についての話と、今が旬の夏野菜についての紹介をします。
夏バテの予防について
夏バテは身体がだるい、食欲がない、疲れやすい、寝不足などといった夏の暑さによる体調不良が起こりやすくなります。汗をかくと身体からミネラルや水分がなくなり、暑さで寝苦しくなったりするのが原因とされます。夏バテになる前に生活習慣を見直してみましょう。
- 適度な水分補給をしよう
- のどがかわく前に水分を取る。活動前と活動後や、起きた後、お風呂の後など汗をかく活動の前後に水分補給をする意識を持ちましょう。
- 生活リズムを整え、睡眠をしっかりとろう
- 夏になるとイベント事やおでかけ、プールや海水浴などの水遊びをする機会が増えると思います。身体が疲れる為、お昼寝や休息をしっかりとるようにしましょう。
- 夏バテ予防の食事
- 暑さからのどごしの良いそうめんや冷麺などの麺類を食べる機会が多く、炭水化物を多く取りがちになります。不足しやすいたんぱく質や、ビタミン、ミネラルを含む食材を取り入れるようにしましょう。豚肉や、にらやねぎ、夏野菜はミネラルやビタミンも多く取れます。また食欲増進のため、香辛料(カレー粉やにんにく、しょうがなど)を取り入れると良いです。
夏野菜のはたらきを知ろう
- トマト
- カリウムを多く含みます。また赤い皮にはリコピンという成分が含まれます。
リコピンは加熱や油を使った調理で吸収率が高まり、うまみも加熱によって高まります。
- なす
- カリウムを多く含みます。また紫の皮にはアントシアニンという色素が含まれているので、皮ごと食べるのがおすすめです。
- オクラ
- オクラの粘りのもとペクチンが含まれ、食物繊維の一種で腸内環境を整えてくれます。
- ピーマン
- ビタミンCやカロテンなどが含まれています。
- パプリカ
- ビタミンⅭが豊富に含まれ、免疫力を高めてくれます。
8月おすすめレシピ
小松菜の梅昆布和え
- 【材料:2人分】
- 小松菜:2束 / 大根:100g / パプリカ:1/8個 / 塩昆布:大さじ1程度 / 梅干し:1粒 / 醤油:適量
- 【作り方】
- 小松菜、大根、パプリカは食べやすい大きさに切る。
梅干しは種がある場合は取り除き、小さく切る。 - 鍋にお湯を沸かし、大根、小松菜、パプリカの順で好みの柔らかさまで茹でる。
- 茹であがったらしっかりと冷まし、水気をきる。
- 茹でた野菜と塩昆布、切った梅干し、醤油と和えて完成です。
- 小松菜、大根、パプリカは食べやすい大きさに切る。
旬の食材を組み合わせて作ってみてもいいですね。塩昆布と梅干しで和えることでさっぱりと食べられます。
8月の献立表は8月1日から見れるようになります。