給食だより10月号
10月の給食だよりでは災害が起きた時の食や備蓄についてお伝えしたいと思います。
防災時に備えて、食品備蓄を始めましょう。
農林水産省のリーフレットでは家庭備蓄のすすめに「ローリングストック」が推奨されています。
「ローリングストック」とは普段の食品を少し多めに買い置きしておき、消費期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。
- 必要なストック品を考える
- 災害時に必要な食品の量は1週間分、最低でも3日分は必要だといわれています。
まずは家族の人数や性別、それぞれの年齢などから、災害時に必要なもの、必要量を決めていきます。
食品では飲料水、調理の手間がかからないレトルト食品やフリーズドライ食品、カップ麺や缶詰、パスタや乾麺など、賞味期限が比較的長く、常温保存できることが条件です。
トイレットペーパーやウェットティッシュ、カセットボンベ、乾電池といった生活に欠かせない消耗品もストックしましょう。
- 災害時に必要な食品の量は1週間分、最低でも3日分は必要だといわれています。
- ストック品の収納スペースを確保する
- 一定の温度がキープでき、直射日光の入らない場所が適しています。
ベランダや外の物置など、高温多湿な場所は保管に向いていません。
例えば、玄関とキッチンのどちらからも行き来しやすい場所に収納すると、持ち出しやすく、買い込んだ時にも楽にしまえて便利です。
これから家づくりを考える場合は、動線や目的に合わせた広さを考慮して、収納計画を立てましょう。
- 一定の温度がキープでき、直射日光の入らない場所が適しています。
- 食料や飲料水などを多めに買う
- 使った分を定期的に買い足していくため、ローリングストックをスタートする際は、日常的に消費する量に対して少し多めに購入するのがポイントです。
消費が早いものは、安売り時にまとめて購入するのもいいでしょう。
- 使った分を定期的に買い足していくため、ローリングストックをスタートする際は、日常的に消費する量に対して少し多めに購入するのがポイントです。
- 期限が近いものから順に使う
- 賞味期限や使用期限の近いものから順に使うようにします。
そこで、収納する際は取り出しやすいように、賞味期限の古いものを前にして並べるように工夫しましょう。
家族みんなでこのルールを徹底できれば、ローリングストックはうまくいくはずです。
- 賞味期限や使用期限の近いものから順に使うようにします。
- 使った分を買い足す
- 2箱あるうち1つを消費したら、買い足しをするリストに加えるなど、常に1週間分ほどの備蓄品がある状態にします。
定期的に備蓄品の量や賞味期限をチェックしましょう。
とはいえ、買い足しを忘れてしまうこともあると思います。
そんな時におすすめしたいのが、ネット通販の定期便です。
よく使うものを定期購入にすれば、買い忘れを防ぐことができます。
- 2箱あるうち1つを消費したら、買い足しをするリストに加えるなど、常に1週間分ほどの備蓄品がある状態にします。
10月おすすめレシピ
切干大根煮
- 【材料:2人分】
- 切干大根:80g / 人参:2分の1本 / いんげん:5本 / しらたき:50g / 油揚げ:20g / ひじき:5g / 砂糖:小さじ1杯 / しょうゆ:小さじ1杯 / だし汁:300ml
- 【作り方】
- 切干大根、ひじきは事前にお湯で戻しておく。
- 人参、いんげん、しらたき、油揚げ、切干大根は一口大の食べやすい大きさに切る。
- 野菜が切れたら、いんげん以外の野菜とだし汁を片手鍋に加え、火にかける。
- 煮えてきたら砂糖を加え、5分程してからしょうゆも加え、いんげんも入れる。
- しばらくして野菜が柔らかくなり、味が整ったら完成。
ストックして家庭で置いておくと災害時に便利です。
10月の献立表は10月1日から見れるようになります。