千島保育所

クラスだより

ひまわり組(3歳児)クラスだより8月号

7月に入ってすぐに“七夕”、“夏まつり”と、行事が続きました。
“七夕”では、笹飾りに織姫・彦星をイメージして、折り紙とマジックも使って製作をしました。
マジックは握り持ちや逆手にならないように気をつけて顔を描く事を伝えて、それぞれが意識し取り掛かる事ができるようにしていました。
クレヨンとは違う色の表現が筆圧の影響少なく描く事ができます。
描きながら「できた~!見て~!!」と笑顔になる子もいれば「ん~…」と取掛かりを探す子もいました。
描く事は自由です。出来上がりよりそこに至る、やってみよう!と、心が動くことを育みたいと思っています。
それは様々な場面でも同じで、夏まつりでも、金魚すくいやおもちゃ作り等など、やってみよう!!を楽しんでくれていました。ご参加ありがとうございました。

季節が進み水遊びにシャワーやプールと、水に触れることが自然と増えると、生活の中でも自然と着替えることも増えます。
自分で着替える時に水気や汗で濡れていると脱ぎにくいですが、手を抜き頭を抜き、できるだけ自分で脱ぎ着できるように見守ります。
「できひ~ん!」「やって!」となる気持ちは分かるもののちょっと落ち着いて。
「ここから手を入れて、手を抜いて・・・。」と手伝うと出来ることが多いです。まず、自分で出来た!!という経験を重ねています。

プールも始まり、準備体操の『バナナくん体操』はみんな大好きで「バナナ~!!」と大声で言う所が可愛く楽しそうです。
その後入るプールでは、わらべうたやみんなでする遊びをして、ビート板やバケツ、カラーボールなど好きな遊びに移ります。
キャ~~!!と水をかけられることを喜んだり、「見といて!!」と水に顔を付ける姿を見せてくれたりしています。
「そろそろプールおしまいやで。」と上がることを伝えると「え~!! もっとあそびたい~!」と声が上がる程です。
しかし、プールでは楽しいことばかりではありません。
気をつけなければ水の事故に繋がることも知っておかなければいけません。
『走らない』『飛び込まない』『(友達を)押さない乗らない』など約束事を守ることが自分のためになることを知り、自分からそのことを守ろうとする気持ちへと続きます。それが社会性を育むことに繋がります。
8月もプールがあります。くり返し伝えて、場面場面で自分で意識するところからですが、しっかり伝えていきたいと思います。