千島保育所

クラスだより

ひまわり組(3歳児)クラスだより9月号

日中は夏と変わらないような暑い日もありますが、日が落ちるのも随分と早くなってきました。
この夏、厳しい暑さで思うように外遊びが出来ないことも多かったのですが、プールの日には準備運動やプールの中でわらべうたをしたり、いろんな動物になって水の中で走ったり、跳んだりと体を動かして遊びました。
影が大きくなる夕方には所庭あそびを楽しみました。「セミの声聞こえるで!」「セミ捕まえたい」と虫探しをしますが...
「どこにおるん?わからん」となかなか見つけることができませんでした。
それでもあきらめずに、虫取りが上手なふじ組さん、きく組さんの後ろを追いかけて一緒に木を見上げ「あそこにおるで」と教えてもらうとだんだんと木にとまるセミが見えるようになってきていました。
虫捕り網は棒が長くて扱いづらく、中に入るのは砂ばかりでしたが、お兄ちゃんお姉ちゃんに憧れて木の枝を揺らしていました。
捕まえられずにいると、「セミ触りたいん?一匹あげるわ」とふじ組さんがゆずってくれたりして実際に触れながら触り方、持ち方を覚えていく姿が見られました。

経験したことを伝えてくれることが増えてきたひまわり組の子どもたち。
「お祭り行ってきてん音楽」「かき氷たべてんで!」「○○もたべた!イチゴ味」「花火みたで」「めっちゃきれいやってん心」と夏の楽しみを満喫している様子がよくわかりました。
花火や祭りの絵本も人気で、共通の経験を遊びに取り入れる姿がありました。
花はじきをかき氷に見立ててかき氷屋さんが出来ると、「ひとつくださ~い」「何味にしますか?」とお客さんと店員さんになってやり取りを楽しみました。
広告紙を丸めて作ったたこ焼きをトレーに詰めてたこ焼き屋さんになったり、袋に絵を描いてその中に綿を入れて「わたあめいかがですか~」と屋台で売るものを自分たちでつくることも楽しみました。

9月になるとプールも終わり過ごしやすくなってくると思います。
散歩に出かけたり、所庭で運動遊びなどもたっぷりして、友だちと一緒に体を動かす楽しさを味わいながら過ごしていきたいと思います。