千島保育所

クラスだより

ふじ組(5歳児)クラスだより9月号

眩しい太陽の日差しと共にセミの声が鳴り響く8月、子どもたちは虫カゴと網を持って「まっていました!」と言わんばかりに所庭に出かけていきます。
耳を澄ませて、真剣な眼差しで木を見上げる姿が毎日見える日々。
捕まえる中で「アブラゼミ!」「ミンミンゼミ!」と特徴を覚えて友だち同士共有していき、「これはメスな、ここがちがうねん」と見分け方もいつの間にか知っていきました。
すぐに見つけられる子もいれば、なかなか見つからず気持ちが折れそうになりながら戦う子、見つけたら上手な子に捕まえてとお願いしたり、木に登り手づかみで捕ったり、欲しがる小さい組さんにおすそ分けしてくれたり、子どもたち一人ひとりが自然と共に成長していました*

5月に植えた野菜の苗が育ち、ふじ組の畑に野菜がどっさり出来ました。
ナス、キュウリ、ゴーヤ、パプリカ、毎日お当番の子が水やりをして自分たちで育てた野菜!もちろん収穫も自分たちでして、給食室に持っていきふじ組の給食に入れてもらったり、育てた野菜を使ってみんなでピザも作りました☆
普段なら食べられない野菜(特にゴーヤ・ナス)も自分で包丁で食べやすい大きさに切って盛り付ければ大丈夫!みんな全部の野菜を食べることが出来て、美味しいピザを友だちと楽しそうに食べていました!
あそびの中でも野菜に触れようと、野菜スタンプでうちわ作りもしました。
カボチャを虹に例えたり、ピーマンやオクラを花や星に例えたりしながらオリジナルのうちわが完成!
暑くなると部屋ではうちわで涼んだり、友だちに風を送ったり、扇ぎ合いして楽しんでいました。
扇子のかわりにうちわを使って「投扇興」の遊びをしたり、ちぎった折り紙を扇いでボウルに入れるあそびも楽しみました。

保育所のプールに入るのも今年で最後。
昨年は水がかかるのを嫌がっていた子が今年は顔をつけて泳げるようになっていたり、体を揺らしてサメ泳ぎやグルグル回転するイルカ、クリオネ泳ぎなど自分たちで考えて、水にたっぷり親しんでいました。
友だちと手を繋いで伏し浮きする遊びでは2人、4人、10人と自分たちでどんどん手を繋ぐ人数を増やしていきプールに大輪ができていました。
着衣水泳も経験し服の重みを実感、水のあるところに服で入っていくと動きにくくなるから誰もいないところで入ってはいけないよと話しもしました。
次の小学校のプールに今から期待を寄せています☆