千島保育所

クラスだより

旧ひまわり組(3歳児)クラスだより11月号

10月は運動会に遠足と子どもたちが楽しみにしていた行事がたくさんありました。
 幼児クラスでの初めての運動会は乳児クラスの時とは違い、お家の方から離れて過ごす時間が増え、寂しくなったり緊張しながらも、子どもたちがそれぞれに持っている力を発揮している姿を見て頂けたと思います。
運動会が終わってからも、「パプリ~カ♪」と口ずさみながらお友達と一緒に踊っている姿がたくさんありました。
また、お兄ちゃんやお姉ちゃんがやっていたことにも興味を持ち、鉄棒では前回りをしようとする姿も...鉄棒につかまって何度もジャンプし、「できない~」とい言いながらも繰り返し挑戦しています。
何人かの「できた!」という姿を見ると、周りの子にも興味が広がっていき、「やりたい!」と鉄棒が人気の遊びになりつつあります。
「どうやってやるの?」とお友だちに聞いたり、「あんな、こうやってジャンプしてな・・」と教えたりする姿も出てきています。
前回りだけではなく、「こんなんできるねん、見とってな!」と自分で考えたぶら下がり方を見せてくれたり、足抜き回りをしたりと色々な遊び方で楽しんでいます。
 もう一つの楽しみは遠足!「お弁当早くたべたいなぁ」と何日も前から楽しみにしていました。行先は天王寺動物園。
どんな動物が見られるかな?と図鑑を見たり、天王寺動物園のことをよく知っているお友だちが「キリンとかライオンとかおるねんで」「ゾウとシマウマはいなくなってん」と教えてくれました。
今回はバスに乗るという経験もしました。
ご家庭では何度か経験している子もいるかもしれませんが、ひまわり組では初めての経験。遠足ごっこの遊びの中で乗り物に乗るときの約束を伝えました。
当日、バスに乗るときにしっかりと思い出して、「ちいさなこえやんな」と声を掛けあったり、「お隣、座っていいよ」と快く座席を空けてくださった方に「ありがとう」と自然とお礼を言う姿がありました。
 運動会・遠足の後「どんなことが楽しかった?」と質問をし、みんなの前で話す機会を持ちました。
みんなの前に出て話すことに緊張する姿もありましたが、自分の感じたことを話し、相手が聞いてくれたり、「おんなじや!」と共感しあえることに喜びを感じています。
このような経験を通して、思いを伝えること、相手の気持ちを知ることにつながっていってほしいなと思います。