千島保育所

クラスだより

旧ひまわり組(3歳児)クラスだより3月号

今年の冬は暖かい日が多かったからか、桜の花も開き始めて春を感じる今日この頃。早いもので、ひまわり組で過ごす1年も残りわずかとなりました。
2月の頭は節分。折り紙で豆を入れる箱や鬼を折ったり、豆まきごっこをしました。
夏にお祭りごっこでたこ焼きにしていた広告ボールを今度は豆にして、鬼のゴールめがけて玉入れをしたり、ふじ組が「おにがくるぞ~」と手作りのお面をかぶって遊びに来てくれて、「おにはそと~!ふくはうち~!」と怖がることなく、豆まきを楽しんでいました。

後半になってくると、最後のたてわり活動にお別れ散歩と、ふじ組とのお別れが近づいてきていることを感じていた子どもたち。
ふじ組との思い出を子どもたちと話していると、「一緒にゲームしてたのしかった」「たてわりで給食一緒にたべれてうれしかった」「やさしくしてくれた」「表現あそびのときの歌の声がおおきくてかっこよかった」などなど・・・たくさんのうれしかったこと、たのしかったことを話していました。
そんなたくさんの思い出と「ありがとう」の気持ちを込めながら、ふじ組へのプレゼントづくりで染め紙をしました。
和紙を折りたたんで三角の形を作り、絵の具を溶かした水につけて染め、牛乳パックで作ったペン立てにボンドを塗って貼りました。
紙が染まったり、色が混ざり合ったりする様子を「きれいな色になった!」「お花みたいな形のもようになった!」と楽しみながら作りました。
プレゼントづくりの他にも、クレパスと筆を使ってはじき絵をしたり、マーブリングという技法など、絵の具を使った表現をたくさん楽しみました。

ひまわり組の1年間で、いろんな場面を一緒に過ごしてきた子どもたちは友達のことを思いやる気持ちが育ってきています。
もちろん、まだまだ自分の思いを1番に主張したいことも多い時期ではありますが、遊びの中で気持ちを伝えあうことを通して、相手の気持ちを知ったり、感じたりすることが増えてきたように思います。
そして、子どもたちは様々なことを経験し、表現あそびや乗り物に乗っての遠足、その他にも色々な“初めて”にも出会ってきました。
毎日の生活とのつながりの中で、楽しみにする姿、ドキドキ、緊張や不安、自信や達成感などそれぞれにいろんな気持ちを味わったことが、またこれから先の子どもたちの成長につながっていくと思うと、とても楽しみですね音楽
1年間、様々な場面で保育へのご協力をいただき、本当にありがとうございました。