千島保育所

クラスだより

にじホームだより10月号

朝晩の風に涼しさを感じるこの頃。日中の暑さも落ち着き、子どもたちは気持ちよく外あそびを楽しんでいます。
9月にホームで歌っていたのは「とんぼのめがね」と「むしのこえ」。
どちらも子どもたちにとって身近な虫の歌でした。
所庭あそびで「あ!トンボおる!」という声が聞こえたかと思うと、「♪とんぼのめがねは水色めがね~」と歌声も聞こえてきました。
歌声の輪が広がっていく姿がたくさんありました。
不思議なことに子どもたちが歌い始めると、1匹だけだったトンボが2匹、3匹、4匹と集まってきました。
「すごい!私たちが歌ってたからトンボが集まってきた!」と目を輝かせていました。
「むしのこえ」では歌詞の中に、お部屋で飼っているスズムシも出てきます。
「スズムシってどんな鳴き声やった?」質問すると「りーん、りーん」とすぐに答えて、その部分の歌詞はかんぺき!
夜に窓を開けて耳を澄ましてみるといろんな虫の声が聞こえてくるかもしれません。
そんな話しをすると、「今日きいてみる!」「きこえたことあるで!」と自然から季節を感じています。
 環境認識では『自然の素材』をテーマに、子どもたちにとって身近な、水・土・砂・石を使ってあそびました。
 水を瓶に注いで、「明日まで冷凍庫に入れておこうか」と話してみました。
すると「じゃあ氷になるやん」と、どうなるか知っている子どもたちも多かったです。
そして次の日の朝、「昨日の水、どうなってるん?」「もう氷になってる?」と結果を楽しみにしていました。
みんなで「やっぱり氷になってたな」と確認してみると・・・。
触ってみて「つめたい」「かたい」。
(溶け始める前に触っていた子は)「ざらざら」。
(溶け始めたころに触っていた子は)「つるつる」と色々感じたことを話していました。
 土・砂・石は所庭に出てみんなで集めてきてよく観察してみました。
石にはいろんな大きさがあって、砂の中にはよく見ると小さな石がいっぱい!という発見がありました。
「砂は、石を壊せばできるんじゃない?」と気づいたり、「土の中には葉っぱが混ざってる」なんでやろ?と疑問を持ったりしていました。
日常で何気なく触れているものでも、よく見てみるといろいろな不思議さを感じたり、たくさんの発見をして楽しんでいました。
10月は「交通」をテーマにしています。
いろいろな乗り物について考えたり、歩行者の交通ルールについて、散歩にも出かけたりしながら知っていきたいと思います。