千島保育所

クラスだより

にじホーム(3,4,5歳児)だより12月号

つんとした冷たい空気にひんやりとした風。冬の訪れを感じられる頃となりました。
11月は10月の廃材製作に続き、散歩に出かけたときに見つけたドングリや落ち葉を使っての製作をたくさん楽しみました。
色づいた葉っぱを見つけて、「これは真っ赤」「こっちはオレンジ色」「黄色いのもある」と友達と見せ合ったりしながら秋を感じていた子どもたちです。

環境認識では「家族」をテーマにして、保育体験に参加していただいたお家の人に名前の由来を聞き、それぞれにいろいろな思いがこもっていることを知った子どもたちです。自分の家族の絵を描いてみんなに紹介したりもしました。
「○○ちゃんのお家は家族が多いな」「ペットがいるお家もある」その他にもいろいろな家族のかたちがあることを感じている様子がありましたよ。
 
4月から遊んできた文学も取り上げてサークルタイムですると、とてもよく覚えている子どもたち。
『くまさんのおでかけ』ではくまさんになりきって「一本道をてくてく」「や、みずたまり およいでわたろう」と泳いだり、石ころをよいしょとこえたり、くまさんになりきって楽しんでいます。
「やまぶどう こりゃうまそう ぱくり!」とくまさんが食べる山葡萄は新聞紙を丸めて、紫色のセロファン紙を巻いて作りました。
『みんなでぐるぐる』というお話では、「ゆりちゃんが野原へ出かけたら、くろちゃんもついて野原に行きました」「くろちゃんが野原に行ったらミケもついて野原に行きました」とお家の中にいる人や物がどんどん野原へ出ていくのですが、「次はなんやった?」「○○やんな」と友達と一緒に思い出しながらお話をしたり、「お家に残ったのはてっちゃんひとりだけ。だって、てっちゃんは靴下が片方だけしかなかったのですもの」という最後の部分で顔を見合わせて笑い、「靴下どこ行ったんやろなぁ」「みつからんのかな~」と話している姿もありました。
『何を見たの?』ではももちゃんとすみれちゃんというしゃもじ人形を使って会話を楽しむ中で、ももちゃんとすみれちゃんをクラスの一員のように大切にかわいがっています。
折り紙でオリジナルの人形を作ってお話をしたりしています。
お話を覚えて言葉を言ったり、体を動かしてなりきったり、作り出したりと、色々な方法、それぞれに得意なことで表現することを楽しんでいる子どもたちです。