千島保育所

クラスだより

おひさまホ-ムだより6月号

空の下を泳ぐこいのぼりのように、元気に走り回る子どもたち。
『やねよ~りたか~いこいのぼり~♪』と歌いながらこいのりぼり制作をしましたよ。
青ひまわり・きく・ふじ、それぞれの発達に合わせてハサミやのりの扱い方を遊びの中で知っていけるようにねらいをもって作り方を変えています。
折り紙や画用紙の色の組み合わせは自分で選んでいるので、部屋には29匹の個性豊かなこいのぼりが泳いでいますよ。

5月は環境認識のテーマを“どうぶつ”にし、動物が登場する絵本を見ました。
動物になりきる表現あそびや動物クイズを楽しみながらクラスの友だちと一緒に興味をもってあそんでいます。
表現あそびでは体全体を使って自分なりに「こうかな?」と考えてなりきっています。
4つばいで歩いている子もいれば、手で特徴的な部位を表現する子などさまざま。
しかし「ライオンがきた!」というとピタッとみんな止まり息ぴったり、顔を見合わせて静かに笑っていて世界観を共有してあそぶ楽しさを味わっていますよ。
最初は動物の写真を見て名前や特徴を知っていきました。
今では食べ物や住みかなどにも関心を深めています。
クイズも「はなからみずをだす」「およげる」「きのうえでねる」という感じで盛り上がっています。
子どもたち同士で言葉も飛び交うようになってきました。

今年は例年より梅雨入りが早いです。
子どもたちは「きょうもあめ~」と少し残念そう。
少しでも雨がやんで外で遊べるように部屋遊びで“てるてる坊主づくり”をしました。
ティッシュを丸めて包んで輪ゴムでとめて、子どもたちが可愛い表情を描いています。
部屋の前にどんどん連なって飾られ、晴れた時には『てるてるぼうずがはれにした☆』と喜んでいますよ。

これから雨の日が増えてくるかと思いますが子どもたちの「うごきたい!」という運動欲求は止まりません。
子どもたちの気持ちにとっても体にとっても運動することはとても大切です。
部屋の中でも跳び石を跳んだり、マットで転がったり、バランス遊び体育あそびイスとりゲームなど楽しんでいます。
部屋の中でも身体を動かす遊びを工夫しながら心と体の成長を援助していきたいと思います。