千島保育所

クラスだより

にじホームだより6月号

新年度が始まり3ヵ月目。子ども達も新しい環境にも慣れ、子ども達同士や
大人との関わりも少しずつ深まってきたように感じます。
5月前半は「保育所の先生」をテーマに過ごしました。
保育所の中には沢山の先生がいます。
まずは日常に沢山関わることの多い幼児の先生の顔写真を見ます。
すると、その先生の名前を答えたり、その先生はどこのお部屋の先生なのかみんなで確認しました。
4、5歳児の子ども達はさすがに二年目という事もあり、よく分かっていて3歳児の子ども達に「〇○先生やで~」と教えてあげる姿もありました。
次に給食の先生や乳児の先生、事務所の先生や長時間の先生達の名前を確認しました。
名前は知っているけど新しい年度でクラスが変わったのもあり、どこのクラスの先生なのか迷う子もいました。
でも、「この先生は〇○ちゃんの弟や妹がいてるクラスです。」などのヒントで考えて分かる子もいましたよ。
やっていく内に、子ども達同士でも先生達の顔写真を並べて当てあいっこをして楽しんでいました。
特に3歳児の子ども達は、毎日給食の時間にお世話になる先生を「給食の先生~」と言ってました。
呼び方を知ってから「〇○先生~」と呼ぶようになったり、名前で呼べるようになったことが嬉しくて何度も呼んでいる子もいましたよ。
<ことば遊び>今年度はホームの中でいくつかの面白ことば遊びを取り入れたいと思っています。
ことば遊びには子どもの思考力や記憶力を向上させる効果があったり、沢山のことばに触れる機会を作れば子どもの感性も育ちやすくなります。
ことばの面白さ、伝え合う喜びを楽しんで欲しいと思っています。

今回は 「かっぱ」ということば遊び を取り入れました。

「かっぱかっぱらった かっぱらっぱかっぱらった とってちってた。
 かっぱなっぱかった かっぱなっぱいっぱかった かってきってくった」

これは、谷川俊太郎さんの詩です。
聞いてすぐは「何のこと?」という感じの子ども達でした。
でも、保育士が作ってきた牛乳パックのカッパ人形を使って遊ぶ事で、言葉の響きや面白さに興味を持ち楽しむようになりました。
みんなでカッパ人形の名前を決めたり、自分で作りたい子は、自分のカッパ人形を作りましたよ。
遊びの中で言ってみたりサークルタイムでみんなの前で発表したりと、言葉の掛け合いを楽しんでいます。
お家で何やら「かっぱ~」と聞こえてきたら、このことば遊びだと思って耳を澄まして聞いてみて下さいね。