千島保育所

お知らせ

保育所だより9月号

「今年の暑さは…」と振り返り、秋が見えてくる時期ですが、なかなかどうして、残暑というよりは引き続き「あつい〜」と子どもたちの声が聞こえてきます。

それでも、シャワーをしてすっきりすると「気持ちいい〜」と暑さと上手に過ごしてきた姿も見られます。
この数年大人でも過酷に感じる環境の変化に、子どもたちの今を楽しむ力には心が洗われるようです。
9月も、少しずつ変わる季節を子どもたちと気づいていきたいと思います。

暦9月の行事予定


09日㈮・おやのわかい
〈時間〉16時〜17時
〈場所〉あおぞらルーム
13日㈫・ざぶとんの会
14日㈬・おはなし会 各ホーム
28日㈬・おはなし会 ふじくみ
今月の避難訓練は職員の急な対応を兼ねて日時を決めずに行います。
まだまだ暑い日は続くので、シャワーは引き続き行います。
朝の検温△・×の記入、着替えやタオルの用意など毎日忘れずにお願いします。

10月の保護者参加行事


1日㈯・おやこであそぼう 幼児クラス
参加は、にじ、おひさまホーム(3〜5歳児)
雨天:5日に順延
ホームにより集合時間が異なります。(0、1、2歳児は通常の土曜日保育)
当日は(在所児)弟妹の“預かり保育"を致しますので、担任までご連絡ください。
詳細のおたより・プログラムは9月下旬に配布します。

子ども1名につき、保護者2名の参加になります。
競技の参加は1名のみです。
おやこであそぼう終了後は子どもと降所になります。
雨天時も含みます。
また、感染の拡大、緊急事態宣言発令時は開催を中止にする場合があります。
ご理解、ご協力をお願いします


乳児クラス半日保育体験
10月6日〜12月2日まで 乳児クラス(0〜2歳児)
終了後、子どもと一緒に降所します。
日程は各クラスでお知らせします。
全員参加ですので、ご都合の程よろしくお願いします。


のびのびコラム 非認知能力


その言葉は非認知能力と言います。
認知能力がIQや検査等で数値化できる能力を意味する言葉なのに対して、
今回紹介する言葉非認知能力は数値では表せない能力を指します。

はぁそうですか。と終わりそうですが、内容はとても大切で、いくつかですがどういうものかを書き出していきたいと思います。
コミュニケーション力、体調管理、探求心、肯定感、忍耐力、社会性や主体性などなど、非認知能力は子どもの成長に関わる大部分を占めており、その別名生きる力とも言われています。では、何をすれば身についたり、伸ばせたりするのか…
と話は流れていくと思いますが、ここで止まります。

非認知能力は言わば日常で、日常の生活そのものです。
朝目覚めて目を開ける、家族の顔を見る、挨拶をする。
表情をうかがう、気分を探る。
天気を見る、晴れを喜ぶ。
これらの日常の中には、夜に寝て朝に目を覚ます。
生活リズムを守る。
家族の表情から体調の変化や機嫌を察知する。
天気に興味を持ち、晴れてることで得る期待を理解している。
日常に得る体験が非認知能力を育むことに繋がり、むしろ、本人より周りの理解が育むといってもいいと思います。
もう少しエピソードを…

「8月7日は立秋で暦の上では秋。
それなのに酷暑が続いています。
しかし、ばらぐみで育てている鈴虫は立秋を待ち構えたかのように鳴き始めました。
赤ちゃん鈴虫と呼んでいたのに成長し鳴いている姿を虫が苦手な子も毎日観察しています。
いろいろな経験が詰まっているエピソードですね。
刺激を受けたその経験は似たケースを迎えた時「知ってる!」と経験に広がりを足してくれます。

保育所では、遠足に行く前に写真やパンフレットを見てイメージを深められる物を用意します。
遠足後には、あの時は『ああだった』『こうだった』と言いながら先生と話したり、ごっこ遊びを楽しむ為の場所に関連する道具を用意しています。
このごっこ遊びも『こんな時どうしよう』の解決策になる時があります。
色々考えてうまくいかないを重ねうまくいくを少しずつ増やしていく。
いまできるよりいまからできるの中にある非認知能力
子どもたちのこれからに、ちょっと知っておいてほしい言葉でした。