千島保育所

クラスだより

ふたば(0歳児)最終号

暖かい日が来たと思えば、また冬の寒さが戻ってきて、気候はなかなか落ち着きませんが、散歩に出ると桜の木の芽は膨らみ、春の訪れを教えてくれています。
2月の始めは節分がありました。
壁に貼った鬼の絵に、お手玉や新聞紙ボールを豆に見立てて遊びました。
遊び始めはあちこちにボールが飛んでいっていましたが、鬼をねらって投げられるようになっていきました。
そして節分の日、所庭遊びをしていると、どこからかふじぐみさん鬼が登場。
少し驚き、警戒しながらも、新聞紙ボールで豆まきごっこを楽しんでいました。
でも、やさしいお兄ちゃん、お姉ちゃん達だとわかっているからか、いつの間にか鬼ではなく、担任保育士をねらってボールを投げているお友達もいました😁

 この一年で、色々な事を経験した子ども達。
遊びや生活の中で経験したことを何度も何度も繰り返し、自信がついてきたことで、新しいことや少し難しい遊びに挑戦しようとする姿が見られるようになったり、スプーンを使って自分で食べようとしたり、ズボンやオムツを手伝ってもらいながら自分で履こうとしたりと、身の回りのことを自分の力でやってみようとする力が少しずつ育っています。
 人と関わることもどんどん好きになり、お友達とお互いに真似っこをしたり、
“こっちこっち”
“おいで~”
と呼びかけたりしながら一緒に遊ぶ姿が増えてきました。
お友達が泣いていると心配になって顔をのぞきこんだり、
「よしよし」
と頭をなでてあげたりして寄り添ってくれます。
お友達がすごく楽しそうにしていると、自然に笑顔の輪が広がり、気付けば一か所に集まってぎゅーぎゅーになりながら遊んでいる事もよくあります。
けんかになる事もありますが、それだけお友達と一生懸命関わろうとしているのだなと子ども達の大きな成長を感じます。

 この1年間子ども達の成長を保護者の皆さまと共に見守り、喜びを分かち合えた事をとてもうれしく思っています。
日々の保育にたくさんのご理解とご協力を頂き、ありがとうございました。