千島保育所

クラスだより

ばら(2歳児)最終号

まだまだ寒さは続きますが、2月は足を伸ばしていろんなところへお散歩に行ってきました。
まずは近くの渡船に乗りに。
「おふねのるの!?」
と出発前からワクワクした様子の子ども達。
乗り場に着くと
「うみ~!!」
「サメおる?」
と言う子も。
船に乗る時は怖そうにしている子もいましたが、動き出すと「すご~い」と保育士から離れて外を見たり、遠くを見たくて一生懸命背伸びしている子もたくさんいましたよ。
船員さんに「ありがとう」としっかりお礼を言って降りると帰り道にさっそく「またいこなぁ」と盛り上がるくらい楽しかったようです。
他にも前はおひさまホームさんに一緒に連れて行ってもらった小林公園にばら組だけで出掛けたり、消防署にも遊びにいきました。
どこも千島公園から出て、道路を横断したり遠くまで出掛けるお散歩。お友達と手をつなぐ・前のお友達について離れずに歩くということがしっかりと身についてきて、声を掛けると自分で意識できるようになってきています。
 幼児クラスに向けて、朝所庭に出る前にサークルタイムも始めました。
みんなで集まって、保育士の話や絵本を見たり、歌を歌ったり、集団あそびを楽しんだりする時間です。お片付けをして保育士が前に座ると、ちゃんと座って前を見て話しを聞こうとする姿が見られるようになってきています。
「くまのおでかけ」という人形を使った短い詩のお話がお気に入りで、何度かサークルタイムですると
「てくてく!」
と一緒に言ったり、遊んでるときにも自分たちで人形を持ってきてお話を楽しんでいます。
幼児ホームに遊びに行った時に、お姉ちゃんたちが同じように集まっているのを見ているので、同じことができるという憧れの気持ちもあるようです。
 
この1年で自分でできることが増え、今は帰りの用意も大人の手を借りずに出来ることが多くなってきました。
 友達同士の関わりもどんどんと広がり
「いっしょにしよう」
「いいよ」
などのやりとりはもちろん
「○○はいややった」
「ごめんね」
など色々な思いを言葉で表現できる場面が増えてきています。
最近は水筒でお茶を飲んだり、新しいことに取り組むと
「もうおねえちゃんやから?」
と1つ大きくなることへの期待や喜びを感じられるようになってきました。
 この1年、子ども達の姿に共に悩んだり、成長を喜び合えたこととても嬉しく思います。
重ねて、保護者の皆さんには保育へのご理解・ご協力をいただき本当にありがとうございました。