千島保育所 給食だより

10月の給食だより

暑かった夏も過ぎ、だいぶすごしやすくなりました。
秋はさんま、きのこ、りんご、くりなどおいしい食材がたくさん出回ります。
旬のものは栄養も豊富です。
秋の味覚を味わいながら、病気に負けない体力づくりをしましょう。

おいしい秋の味覚


実りの秋、食欲の秋といいますが、秋は一年の中で一番食べ物のおいしい季節です!
最近ではどんな食材でも一年中食べられるようになりましたが、やはり旬のものは旬の季節に食べると、安く手に入り栄養価も高く、なによりおいしいです。
食材で四季を感じ、春夏秋冬いろいろな旬の食材をおいしく食べるといいですね。

保育所での味付けについて


基本のだし
保育所では毎朝、その日の料理の用途に合わせてだしをとっています。
◎昆布だし……離乳食に
◎煮干しだし…おみそ汁に
◎かつおだし…すまし汁に
◎削り節だし…沖縄そばに

調味料
塩、しょうゆ、砂糖、みりん、酢、酒、みそなどを基本の調味料として使っています。
味覚は子どもの時にほとんどつくられます。
うす味に気をつけて素材そのものの味を知り、いろいろな素材の味に慣れ、味の経験を多くし、幅を広げることが大切です。


野菜の好き嫌いを克服しよう


加工食品は大人むけの味つけで、旨味調味料が多く使われています。
インスタントラーメンやスナック菓子などの旨味を強調したものを続けてとっていると、酸味や苦味といった微妙な味をもつ野菜を味わえなくなります。

♪野菜を食べるようになるには?


  • 離乳期から広い味覚の土台を
  • 生野菜より煮たりゆでたり
    • やわらかく煮たり、作り方を変えてみる
    • お浸しなどだしと醤油で和える
    • ごま、のり、塩昆布、コーン、ツナなどで変化をつける
  • 家族や友だちと一緒に食事をする
    • このお野菜おいしいね!などの声かけ
    • 友だちが食べてる様子を見て苦手な野菜に挑戦する
  • 無理やり強制するのは逆効果
  • 味付けは薄味で


今月のおすすめ献立

秋野菜のかき揚げ


材料・2人分
・さつま芋:1/2本/・人参:1/3本/・玉ねぎ:1/2玉/・舞茸:50g/・豚ミンチ:50g
調味料
・しょうゆ:小さじ1/・みりん:小さじ1/・塩:小さじ1/2/・小麦粉:50g/・冷水:適量/・揚げ油:適量
作り方
  1. さつま芋は皮つきで、人参、玉ねぎを千切りにし、舞茸は食べやすい大きさに切る。
  2. 大きめのボールに小麦粉、冷水を入れかき揚げの衣を用意する。
  3. 別のボールに切った野菜と豚ミンチ、しょうゆ、みりん、塩で下味をつける。
  4. 揚げ油を用意し、温度が上がったところへ③をお玉ですくいそっといれる。
  5. きつね色に揚がれば完成です。
★お好みで季節の野菜を入れてもおいしいです。