千島保育所 給食だより

3月の給食だより

寒さもようやく緩み、いろいろな場所から春の便りが届くようになりました。
今年度も残すところあと一ヵ月。
この一年間でどんなことができるようになったか、お子さんの成長を確かめるのもいいですね。

食育:6つの「こ食」について


孤食
●家族が不在の食卓で、ひとりだけで食べること。
好きなものばかり食べる傾向になり、栄養が偏りがち。
個食
●家族それぞれが、自分の好きなものを食べること。
好きなものだけ食べるので栄養が偏り、好き嫌いを増やすことになります。
固食
●自分の好きな決まったものしか食べないこと。
栄養が偏るのはもちろん、肥満、生活習慣病を引き起こす原因にもなります。
粉食
●パンやピザ、パスタなど粉を使った主食を好んで食べること。
米食と比べるとカロリーも高く、おかずも脂肪などが多くなり、栄養も偏りがちです。
小食
●いつも食欲がなく、少しの量しか食べないこと。
発育に必要な栄養が足りなくなり、気力も続かず、無気力な子どもになりがちです。
濃食
●加工食品など濃い味付けのものを食べること。
塩分や糖分が多く、味覚そのものも鈍ってしまいます。
またカロリー過多で肥満につながりやすいです。
「こ食」は好き嫌いを増やす原因、肥満や生活習慣病を引き起こす原因につながります。
食卓は子どもとのコミュニケーションの場としてとても大切です。
「共食(家族そろって食べる)」場を多く作りましょう。
  

「共食」は子どもの成長にいい影響を与えます


  1. みんなが一緒だと会話も弾み、楽しく美味しく食べられる。
  2. 好き嫌いなく食べるようにしつけることができ、栄養バランスの偏りを防ぐことができる。
  3. 「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつや食具の持ち方、食事のマナーが身に付く。
  4. 祖父母など様々な世代と一緒に食べれば、行事食や伝統食など食文化を知ることができる。
  5. 食の好みや食べるスピードなど、他人に合わせることで思いやりの心や協調性、社会性を育むことができる。


3月のおすすめ献立 鶏の梅照り焼き


2人分
鶏肉:子供40g、大人100g/梅干し:大きめを1個/みりん:大さじ1/薄口しょう油:大さじ1/砂糖:小さじ1

作り方
  1. 梅干しの種を取り、梅肉を細かくする。(包丁より手の方がやりやすいです)  
  2. 細かくなったらボールにみりん、しょう油、砂糖、梅肉、鶏肉を入れてよく混ぜ、10分ほど置いて味を染み込ませる。
  3. フライパンに油をしき、鶏肉を並べて焼く。
  4. 焦げ目がついたら、ひっくり返して両面焼く。