千島保育所 給食だより

4月の給食だより

入所、進級おめでとうございます。柔らかな春の陽ざしに心なごむ季節になりました。
新しい環境にドキドキしている子もいると思います。
今年度も旬を感じる給食や、年齢にあったクッキングなどを子どもたちに経験してもらいたいと思っています。

保育所の給食について


和食を基本とした日替わりの一汁二菜または一汁三菜で、肉と魚を交互に組み合わせた献立にし、育ち盛りの子ども達の心身を考えて、様々なことに留意して食事を提供しています。
  • 薄味でだしや食材の味を存分に味わえるように
  • 季節や旬の食材をふんだんに利用した給食、おやつ作り
  • よく噛めるように豆類や乾物、根菜などを積極的に取り入れる
  • 食の安全を考え、加工食品や添加物を使用した食品を使わない
  • 原材料の産地などにもこだわり、子どもの体を考えた食材選び

主食
保育所では六分づきご飯を使用しています。炊き込みご飯や混ぜご飯、雑穀ご飯、麦ご飯なども出しています。手作りのふりかけや、肉みそは子ども達にも人気でご飯の進みもいいです。
主菜
成長期の体を作るたんぱく源になります。お肉は野菜をたっぷり取り入れて煮物や炒め物などに、魚は旬で安全なものを選び焼き魚や煮魚で丸ごと食べたりしています。
また主菜に豆や高野豆腐、乾物を使用して噛んで食べる工夫をしています。
副菜
旬の野菜や海草、きのこ、乾物類を使用し、素材の味を引き立てる和の調味料の味付けで和え物や煮物、炒め物などがあります。
水分補給のほかに、不足するミネラルを補います。だしはいりこと昆布、かつおと昆布、用途に合わせて組み合わせを考えています。海草や豆類、きのこなど、主菜や副菜で足りない野菜を補います。野菜が苦手な子も汁の野菜は食べてくれたりもします。
その他
月に1回のカレーライスは手作りのルーを使い季節ごとの野菜を入れて作っています。
また沖縄になじみのある地域文化から沖縄そばを取り入れたりしています。

千島保育所の離乳食の進め方


初期(ごっくん期)
なめらかにすりつぶしたペースト状またはジャム状。味付けはなく、昆布だしのみで素材の味を生かしています。
中期(もぐもぐ期)
上あごまたは舌でつぶせるかたさ。味付けはうっすら香り付け程度の薄味で調味料は、塩、しょうゆ、みそ、砂糖など。かつおだしを使います。
後期(かみかみ期)
歯茎でつぶせるかたさ。味付けは少量の薄味、調味料は酢、みりんなど。いりこだしが使えるようになります。
完了期(ぱくぱく期)
歯茎でかめるかたさ。味付けは薄味、調味料はお酒が使えます。
食材は段階で分け、切り方や固さなど段階に分けて合わせています。進み具合は担任の先生と相談しながら個別で進めています。

4月のおすすめおすすめレシピ

豚バラと新じゃが芋の照り焼き


2人分
豚バラスライス:300g / じゃが芋:3個 / ピーマン:1個 / 人参:1/4本 / しめじ:10g / 油:適量 / 醤油:大さじ1と1/2 / 味醂:大さじ1と1/2 / 砂糖:大さじ1

おしらせ


2018年度から給食献立表が変わります。食材を三色食品群分けしていたものがなくなり、新たに調味料が記載されています。
献立名に番号を付け、同じ番号で使用する食材を記載しています。
①献立名→①食材:材料名・調味料
献立表の最後に旬の食材や三色食品群の色分け方、食材についての事などを載せています。