千島保育所

クラスだより

ふたば(0歳児)12月号

子どもたちの元気な声と共に、新しい年がスタートしました。
12月は気温の変化がとても大きかったですね。
身体が寒さに慣れていけるようにジャンパーを着て、短めの時間ですが戸外に出て遊ぶ機会を持ちました。
寒さ何てへっちゃら!
と元気にボールやフープを追いかけて走る子、鉄の冷たさなんて気にならない様子で太鼓橋をしっかりと握って登って行く子、寒すぎて動けない!
と泣いて伝えてくれる子。
色々な姿がありましたが、さむがっていた子も、保育士と一緒に体を動かすと、少しずつ温まって笑顔が出てきました。
とはいえ、あまりにも寒い日はお部屋で過ごすことも増えました。
その中で、なぐり描き遊びやシール貼りを何度もしていると、初めは薄くて細かったクレヨンの線が、だんだんと太く力強くなってきています。
手の動きも画用紙の上を行ったり来たり、ダイナミックになってきました。
シールは、保育士から1枚1枚手渡しで受け取り、画用紙に貼ろうとしても指にくっついて中々貼れなかった子どもたちですが、経験を重ねるごとに、台紙から自分でめくって剥がしたり、貼りやすいようにシールを指先に持ち直したり、くっつく面とくっつかない面があることに気が付いたりと、沢山の成長がありました。

〈クリスマス会〉
幼児クラスのお部屋に入る時から、普段とは違う場所と雰囲気に少し緊張した表情を浮かべていた子どもたち。
落ち着かない様子でキョロキョロしていましたが、
「クリスマスの日は サンタはいそがしい~♪」
と手あそびが始まると、楽しい雰囲気に緊張の糸もほどけ、体を揺らしたり、手あそびを真似しようと忙しく手を動かしたりし、だんだんと笑顔になっていきました。
そして登場したサンタさん!
“あれは…だれ??”
と不思議そうな表情を浮かべていました。
プレゼント(クレヨンや玉転がしのおもちゃ)をもらいにサンタさんの側に行くのはドキドキしている様子でしたが、保育士が「ありがとうしようか」と声を掛けると、ペコっとお辞儀をしたり、手を振ったり、ハイタッチしたりと、それぞれに“ありがとう”の気持ちを表現して伝えていました。

今年度も残りわずかですが、一日一日を元気に過ごし、子どもたちの日々の小さな成長を保護者の皆様と共に見守り、喜び合えたらと思っています。
本年もよろしくお願いします!