千島保育所

クラスだより

もも(1歳児)最終号

2月も、ももぐみの子どもたちは元気いっぱい「せんせー、まてしよう!」と所庭で追いかけっこを楽しんでいました。
節分の日には、いつものように所庭であそんでいると、ふじぐみのお兄ちゃんお姉ちゃんが鬼のお面をつけて登場。少し怖がっている子もいましたが
「おにはーそとー!」
と豆の代わりに新聞紙を丸めたものを投げてあそび、ふじぐみさんと触れ合えるいい機会になりました。
その体験から、お部屋でも「おにだぞー!」と誰かが人差し指を頭の上に立ててあそびが始まり、すみっこに隠れて「しー」と指を口に当てたり、
「おにはーそとー!」と豆を投げるふりをしたり、今でもそんな微笑ましいやりとりを楽しんでいます。
 3月には、修了を迎えるふじぐみさんとのお別れ散歩やお別れ会で、大好きな“エビカニクス”の体操を一緒にしたり、わらべうたあそびで触れ合うこともできました。
 
早いもので、ももぐみで過ごす日々も残りわずかとなりました。進級、入所した4月。
環境の変化に戸惑う子、よちよち歩き始めたばかりの子、不安で泣いている子、人見知りが激しい子、抱っこじゃないと眠れない子、いろんなお友だちがいる中で、一人ひとりが少しずつ成長していく姿を保護者の方と共に見守ることができ、うれしく思います。
今では、身の回りのことを“自分で”と意欲的に取り組む姿が見られ、スプーンを持ってしっかり食べたり、トイレに行くとズボンや紙おむつの着脱を自分でしたり、所庭に出る時、お部屋に入る時の靴、靴下、帽子の着脱もがんばっていますよ。
まだまだ自分の思いを言葉で伝えることは難しく、おもちゃや場所の取り合いなどでトラブルも多くありますが、保育士が繰り返し伝える中で
「かーわってー」
「いやっ」
「おねがい」
「いいよー」
と言葉でのやりとりを、少しずつ身につけていこうとしています。

この1年間、保育へのご理解、ご協力ありがとうございました。
これからもどんどん成長していく子どもたちを楽しみにしています。